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日本をもっとエモく 「セオイネオン」を背負いながらサイバーおかんは今宵も東京の街をパトロール

 アニメ、ゲーム、ニンジャといった日本が世界に誇る様々なコンテンツ。これらを現実世界にも落とし込もうと、東京にて奮闘している日本サイバー化促進活動家の投稿が、Twitterで話題を呼んでいます。

  •  「雨やねぇ」とつぶやきながらこの日、夜の街を歩いていたサイバーおかんさん。赤い傘を差しつつ、「電脳」と発光するネオンのような何かを背負いながらテクテク。背負っているのは何?すれ違う人が、思わず振り返ってしまいそうなインパクト。

    この日、動画を投稿したサイバーおかんさん。「電飾」と記された背中が煌びやか。

     実はこれ、サイバーおかんさんがデザイン・考案し、東京都と静岡県に本社を置くアオイネオン株式会社が製造した、その名も「セオイネオン」。なかみは本物のネオンなんです。

     サイバーおかんさんは、「日本をもっとサイバーに!」というスローガンのもと、様々な普及活動を行っている人物。

    「現実世界の日本ももっとサイバーに」サイバーおかんは日々促進活動をされています。

     「東京オリンピックが決まったときに、『アニメ』『ゲーム』『ニンジャ』などが好きな海外の方が、今の日本を見たらガッカリしてまうと思って『サイバー化促進活動』を始めたんですわ」と、活動の経緯を語るサイバーおかんさん。ちなみに、語尾から察しておられる方が多いかもしれませんがご出身は大阪府です。

     さて、今回Twitter上で話題となった「セオイネオン」。サイバーおかんさんの目指す『サイバー化』とは一線を画すようなレトロ感をただよわせ、傍から見ると少々異なる方向性のようにも感じます。ただ、それこそが目指すサイバー化につながるとのこと。

     「元々は、基盤柄の着物に合うようなLEDの電飾パネルがついた『電飾帯』を付けていたんですが、私や、私の同世代が見ていた『ブレードランナー』などのサイバー映画やアニメは、昔ながらの本物のネオンもよーさん出てくるんです。『新しい技術』と『昔から使われているもの』が合わさったときのギャップ。これがサイバーなんですわ!」

    かつては電飾帯をつけていたそう。

     サイバーおかんさんが表現する近未来スタイルの世界観には、今回の投稿動画をきっかけに国内外多くのTwitterユーザーが引き込まれています。どうやら普及活動は大成功だったようです。

     余談ですが、筆者は今回の動画を見て、「暑くないのかな?」と素朴な疑問が。

    ちなみにセオイネオンは「ほんのりあったかいですわ」

     その点についても、サイバーおかんさんに伺ってみたところ、「ほんのりあったかいですわ」だそうです。

    <記事化協力>
    サイバーおかんさん(@1_design)

    (向山純平)

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