グリコ「朝食りんごヨーグルト」といえば、朝食の定番としている方も多いと思いますが、4月3日から数量限定のパッケージが登場しました。暗闇で光るだけでなく、よく見ると商品名が変わってる!?

 実はこの商品、2017年に江崎グリコが発表した「エイプリルフールネタ」 が元ネタ。当時、「朝食りんごヨーグルトを朝以外に食べると罪悪感がある」という世の中の声に応えて「夜食りんごヨーグルト」を発売すると発表されていました。それを1年越しで商品化したわけです。しかもパッケージが暗闇で光ります!

 そもそも「朝食りんごヨーグルト」は1997年の発売当時、話題となっていた「朝食の欠食率」が増加している背景を踏まえて発売されました。しかし近年は食習慣が多様化し、商品名となっている朝に限らず食べている様子がSNSを中心に多くみられるようになり、グリコが2018年3月に実施した調査でも、およそ4割の人が朝食以外に「朝食りんごヨーグルト」を食べている、という結果が出たといいます。

 そこで、2017年のエイプリルフールジョークネタとして発表。その反響をうけ、時間帯を問わず、日常生活の中で気持ちを切り替えたい時や気分を上げてスッキリしたい時にぴったりのフルーツヨーグルトとして、数量限定で「夜食りんごヨーグルト」「夜食みかんヨーグルト」が発売されました。パッケージには暗闇で光る仕掛けが施されており、光をためた後に暗闇に置くと「夜食りんごヨーグルト」「夜食みかんヨーグルト」のデザインが浮かび上がります。


 明るいところでは光る部分が見えないので、製造過程では、特殊なライトを使って確認をしているそうです。

 この「夜食りんごヨーグルト」「夜食みかんヨーグルト」は、税別126円。220万個限定となります。暗闇で光るので、夜に隠れてこっそり食べるのにも便利そうです。

画像提供:江崎グリコ

(咲村珠樹)