カザフスタン空軍がSu-30SMを追加発注することになり、2018年5月24日(現地時間)、カザフスタンの首都アスタナでメーカーであるイルクートとの間で契約が交わされました。
2018年5月23日~26日の期間、カザフスタンの首都アスタナで開催された国際防衛見本市「KADEX2018」。この最中に行われた契約の調印式は、カザフスタンのタルガット・ザンジュメノフ国防省同席のもと、カザフスタンの航空宇宙防衛省傘下の国営企業カズスペッツエクスポート(Kazspetsexport)のゼネラルディレクター、アルマン・ラマザノフ氏と、Su-30SMのメーカーであるイルクートのオレグ・デムチェンコ副社長が出席して行われました。
カザフスタン空軍では、すでにSu-30SMを運用していますが、今回の契約はその追加発注分。具体的な機数、価格については明らかにされていません。
カザフスタン側のラマザノフ氏は、今回の契約に関し「軍と技術におけるカザフスタンとロシアの結びつきは、両国の安全保障における同盟の枠組みをさらに強固にするものです」とコメントしています。
今回発注分のSu-30SMは、2020年までに全機が引き渡され、カザフスタン空軍の航空戦力を補強するものとなります。
Image:Irkut
(咲村珠樹)