新潟県燕市の国上寺が、「ネット炎上」を供養することを目的にした日本初の「炎上供養専用サイト」を10月2日にオープンしました。しかもかなりのド派手っぷり。右から左にテキストもスクロールしていきます。
利用料は無料で、24時間年中無休で受付するとのこと。国上寺は「無料であなたの炎上発言を供養します」とよびかけています。
見た目は一見ネタサイト。しかしサイトを開設した国上寺は、元明天皇和銅2年(709年)に越後一の宮弥彦大神の託宣により建立された、越後最古の古刹。謙信、義経、弁慶、良寛、酒呑童子とも縁のある由緒正しいお寺です。このため今回の供養も大真面目。
「ネット炎上」は、現代型の災難であるという考えのもと、きちんと供養することで今後のネット上での無病息災を祈願。炎上した火が広がらないように、今後炎上しないように国上寺の住職が全力供養してくれるそうです。
オープンした「炎上供養専用サイト」では、既に炎上ごとの受付が行われていますが、10月3日からは10月7日に行われる柴燈大護摩火渡り大祭で供養する「炎上ごと」の募集も開始されています。
10月7日分の応募条件は2017年10月以降に炎上した企業・個人が対象。応募があった全ての炎上ごとの内容を撫木 (なでぎ)に書き込み、柴燈大護摩の火に入れ焚き上げることで供養してくれるそうです。締め切りは10月5日12時となっています。
※見出し画像は「炎上供養専用サイト」のスクリーンショットです。
情報提供:国上寺