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リュックが開いてしまう現象に注意! 対応策は「ファスナーを端に寄せる」

 両手がフリーになるリュックサックは、容量も多くて便利なもの。しかし、子どもを連れていると、後ろにあるリュックを勝手に開けられて物をスられるという事件も発生している様子。ネット上でその注意喚起が行われています。

  •  「背面からリュック開けてくスリ本当に地獄に落ちろと思うんですが、両チャックを真ん中に寄せて閉めてる人結構見かけるので端に寄せて閉めましょう~!!それだけでも開けにくくなるよ!当たり前かもだけど今一度~!!かく言う私も去年元職場の先輩に言われて初めて知ったんだけどね」と、漫画付きでツイッターに投稿したのは、今年生まれたばかりの娘さんをもつ、せるこさん。

     以前からファスナーの開閉部が2か所付いていたものは、リュックの上の方に開閉部を寄せて閉めていたそうですが、何故か知らないうちにリュックの口が開いていた、ということも度々あったそうです。

     適当に真ん中あたりで閉めていたというせるこさん、ある日、職場の先輩だった人から「リュック閉める時は端っこに寄せるのが常識よ!!!?」と注意されたそう。その言葉に衝撃を受けたせるこさん、リュックを閉める時は端に寄せようと思ったのでした。上の方で閉じていると、リュックの重みで勝手に開いてしまうことがあったり、気が付かないうちに簡単に開けられてしまいやすかったりするので、端っこ閉めが常識なのだとか。ちなみにこの先輩は元々有名アパレルブランドで全国飛び回りながらバリバリ働いていた、デキる美人さん。

     滅多にリュックを使わなくなった筆者も、この常識は知らなかったので同じく衝撃を受けてしまいました。そ、そうだったのか……。きっちり真上には閉めていなかった気がするけど、結構適当に斜めくらいの位置で閉めていたような……。

     このツイートを見た人からは、「昔からリュック開いてる人をしょっちゅう見かけるし、その度に不思議に思っていたのですが、なるほど重みで勝手に開くことがあるのですね」と、開いていることに気が付かない人に対して納得した人、「端っこにするとファスナーの移動距離が長くなってしまうのか、よく壊してしまうので真ん中キープだった」という人も。これ分かります。ファスナーを開閉する時に結構横の布を噛んでしまうことがあるんですよね。で、上手く外れなくて結局ファスナーが壊れてしまうという……。

     特にファスナーの開閉部にキーホルダーなどを付けて真ん中閉じにしていると、付けているものの重みで自然と開いてしまうことがあります。また、海外ではファスナーの口を閉めたらそこにロックをかけておかないと、旅行先でスリに遭ってしまうことも……。

     子ども連れ、特に、両手がふさがりやすい乳幼児連れでの行動となると、リュックに必要なものを色々と詰め込んで、前に抱っこ紐の子ども、後ろにリュック、そして上の子と手をつないで移動することもよくあります。

     両手がフリーになる分、子どもをあやしたり、他の荷物を持つなどできるのでリュックは便利なのですが、こういう事もあるのですね……。肩掛けカバンも便利なのですが、片方の肩に重みが集中するので、抱っこ紐の子どもの重さに片方だけ肩に負荷がかかるとかなり辛くなります。

     交通機関を使う時は、なるべく人混みを避けて乗りたいところですが、病院や健診などで電車やバスを使わないとならない場合、そうもいっていられない場合があります。リュックで子どもを連れて移動する場合、子どもに気を取られているうちにリュックを漁られてしまうなんてこともあり得なくもないので、開閉部は片方に寄せて、できれば簡単な輪っかやロックなどで繋いでおくと安心かもしれませんね。

     この顛末は、せるこさんのブログにも掲載されています。子育て絵日記とともに参考にしてみるのもいいかもしれません。

    <記事化協力>
    せるこさん(@seruko)

    (梓川みいな)

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