ベネッセコーポレーションは、遠隔でも園生活と同様の充実した1日が送れることを目指し、リアルタイムでコンテンツを提供する新サービス「オンライン幼稚園」を、3月18日から開園。専門家が監修した「1日の流れ」に合わせ、各種コンテンツを無償提供します。
現在、新型コロナウイルス感染症対策のために幼稚園や保育園の休園が相次いでいます。さらに習い事教室の休業などで、外出が難しく自宅で過ごす時間が増える家庭の状況を受け、ベネッセコーポレーションは、3月6日に特設サイト「web ちゃれんじ園」を開設していました。
3月18日の10時から新規開園する「オンライン幼稚園」は、ベネッセコーポレーションが行う「新型コロナウイルス」に関する“幼児向け”無償支援活動の第2弾。これは、「こどもちゃれんじ」の会員に限らず、誰でも全て無料で利用できます。
新型コロナウイルスの影響で、「子供たちの自宅での過ごし方」について、心配の声をよく聞きますが、「こどもちゃれんじ」のお客様ご相談窓口にも、「やることがなく暇で困っている」「テキストを見るだけでは、親としてどう関わったらいいのか分からない」など、保護者から悩みの声を多くもらっていたそうです。
そこで、ベネッセコーポレーションでは、「子育て家庭のご負担が重い社会状況ですが、お子さまにとって家庭で過ごす時間は大切です。保護者の『お子さまの意欲を尊重する態度』や『学びの環境を整える関わり』が、お子さまの『がんばる力』と『言葉の力』に影響することが調査結果からわかっています。自宅で過ごされる時間が増える今だからこそ、学習環境を整え、お子さまの意欲を伸ばせる新規サービスを開発いたしました」とのこと。
■ 毎日の「1日の流れ(時間割)」に沿った映像配信
「オンライン幼稚園」では、毎日の「1日の流れ(時間割)」に沿った映像配信で、子供が自宅に居ながら園生活のように学べたり、「歯磨き」「手洗い」「うた」「ダンス」「知育」など多様なテーマを提供したり、さらには開園に賛同した他社キャラクターの友情出演(予定)があったりと、楽しんだりできるコンテンツが揃っています。
また、子供ははもちろんのこと、テレワーク等を活用し、自宅で仕事をする保護者にも、リフレッシュできる運動コンテンツが用意されているとのことです。
「オンライン幼稚園」の監修をした、チャイルド・ラボ所長で、「日本子ども学会」の常任理事も務めている沢井佳子さんは、「お子さまの発達に配慮して制作された映像は、お子さまの興味の視野を広げ、 『よく見て、聞いて、考える』ための思考の窓を開きます」とコメント。
そして、「『オンライン幼稚園』では、カリキュラムに沿って幅広い領域の映像を、生活時間に合わせて配信しますから、お友だちや先生と一緒に遊ぶ気持ちで、おうちで運動と学びの時間が楽しめます。外出もままならぬ不自由な時期ですが、オンラインの窓をあけて、おうちで想像世界を広げましょう」と呼び掛けています。
情報提供:株式会社ベネッセホールディングス
(佐藤圭亮)