1974年に誕生し、子供たちに大人気だった「ロボコン」シリーズが令和の時代にまさかの復活。「燃えろ!!ロボコン」以来20年ぶりの作品となる映画「がんばれいわ!!ロボコン」が2020年7月31日から劇場公開されます。エイプリルフールネタじゃないよ!
丸っこく赤いボディに銀色の手足、頑張り屋さんだけどドジなロボットのロボコンが、人間社会の役に立つため、ガンツ先生のもと、A級ロボットを目指して同級生のロボットたちと奮闘する姿を描く「ロボコン」シリーズ。1974年に「がんばれ!!ロボコン」が放送されると、たちまち子供達の間で大人気となりました。
1977年3月まで放送された「がんばれ!!ロボコン」では、最初に就職する大山家のお母さんを演じたのは、テレビアニメ「サザエさん」で知られる加藤みどりさん。第73話からの就職先となった小川家のお母さんを演じたのが、同時期に放送されていたテレビアニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」で南原ちずるを演じていた上田みゆきさんだったのは、古いファンには有名な話です。
香港で起こった「ロボコン」ブームにより、1999年~2000年に新作として放送されたのが「燃えろ!!ロボコン」。前作ではガソリンをエネルギーにしていましたが、今作ではエコな電気エネルギーで動く設定に変更。しかしドジをしながらも懸命に頑張る姿は共通で、再び子供たちの支持を集め、親世代となった第1作のファンと親子2代での人気を博しました。
21世紀となり、平成から令和という新しい時代に突入した2020年、20年ぶりにロボコンが映画となって帰ってきます。タイトルは「がんばれいわ!!ロボコン」。「燃えろ!!ロボコン」の石田秀範監督と、脚本家の浦沢義雄さんが再度タッグを組み、コメディ作品としての位置付けをタイトルでも表現した新作として公開されることになりました。
気になる公開日は2020年7月31日。今回は通常の劇場だけでなく、MX4D版も公開されます。
白倉伸一郎プロデューサーは、今回の映画化に寄せて「お仕事ロボットの世界を描く「仮面ライダーゼロワン」は、ロボコン復活への布石にすぎなかった!時代はまさに 1・0(レイ)・0(ワ)。ロボ根性で100点満点めざします。がんばれいわ!!ろぼこん!ウララ~」 というコメントを発表しています。
いつもフル回転のロボコン。今回は、どのような活躍を見せるのか。そして声やキャストはどのようになるのか、公式Twitter(@toei_ROBOCON)などで発信される続報が楽しみです。
(C)石森プロ・東映
情報提供:東映株式会社
(咲村珠樹)