コロナ禍が治まったら行きたい焼肉屋。心ゆくまでお肉を食べたら口直しにさっぱりとしたものが欲しくなるものですが、どうやら真の肉好きはそうでもない様子。ツイッターに投稿された一コマが注目を浴びています。

 ギャグ漫画家の島袋全優さんが、2年前に友人たちと焼肉屋で食べていた時の一コマをそのまま「デブの友達と焼肉行った時」というひと言とともにツイッターに投稿。

 気が利く店員さん、「お口直しに冷たいものでもいかがですか」とお勧めしたところ、全優さんと一緒に食べていた友人男性の言葉がこちら。

「肉によってむしろ整って直す必要がないので大丈夫です」

 こってりとしたカルビやホルモンなどを食べた後は、さっぱりとしたものが欲しくなるものですが、真の肉好きともなると、こってり系の肉の後にさっぱり系のタン塩や赤身のレモン塩だれとかで口直しをする、という事なのだろうか……。

 肉を食べた後に肉で整える、タンパク質onタンパク質。この一コマを見た人たち、「パワーワード」「クールすぎる!」と絶賛。そして「わかりすぎます」「間違いない」と共感する意見も多数よせられています。

 実は島袋さん、潰瘍性大腸炎により大腸を全摘出したオストメイト。この話は2年前とのことですが、大腸を全摘出した後のお話。このため、全優さんが焼き肉屋さんに行くのは「調子がいい時や貧血気味の時」だけとのこと。さらに行って食べたとしても「脂身の少ないもの」を選んで食べているそうです。貧血には赤身肉とレバーが効きますしね。

 しかし、やはり「肉を沢山食べるとどうしても排液が多くなってストーマパウチが早く交換してしまうことになるので頻繁には行けないですね」とも全優さん。ストーマパウチは1枚が結構いいお値段するんですよ……。

 ちなみに島袋さんがオストメイトになるまでのお話はエッセイギャグマンガ「腸よ鼻よ」(ウェブコミック配信サイト「GANMA!」で配信中)で知ることができます。単行本もKADOKAWAから2巻まで出ていますので、「そもそもオスメイトって何?」と思った方は一度読んでみるといいかもしれません。

<記事化協力>
島袋全優さん(@shimazenyu)

(梓川みいな/正看護師)