和月伸宏さんの人気コミックを原作とした、佐藤健さん主演の映画「るろうに剣心」シリーズ。その最終作となる「るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning」の公開が、当初の2020年夏から延期され、2021年のGWに公開されることが明らかになりました。2部作が連続で劇場公開される予定です。
当初「るろうに剣心 最終章」は、2020年7月3日から前編となる「The Final」が公開され、8月7日から後編の「The Beginning」が公開予定となっていました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による国内の事態を受け、検討を重ねた結果として公開の延期を決断したといいます。
公開延期の決定に際し、主演の佐藤健さんからは「映画の公開を楽しみに待っていて下さった皆様に申し訳ない気持ちです。皆様が安心して映画館に足を運べる日が一日でも早く返ってくることを願うと共に、そのためにも今後も一歩一歩着実に歩みを進めていくことが大事だと感じています。そして来年の公開日をお互いに健康で迎え、必ずまたお会いしましょう。皆様の日々の幸せを祈っています」とのコメントが寄せられています。
また、大友啓史監督は、緊急事態宣言以降スタジオが閉鎖され、全ての作業がストップしてしまったことを明らかにした上で「新しい公開日に向けて、少しでもクオリティを高める努力をし、多くの方々に楽しんでいただけるような作品を創り上げ、満員の熱気溢れる劇場で観ていただくことが、私を含めスタッフ・キャスト一同の作品に懸けるゆるぎない思いです。アフターコロナの時代に、よりパワーアップした感動と勇気と希望をお届けできるよう、魂を込めて残りの仕上げ作業に取り組みたいと思いますので、『るろうに剣心 最終章』をぜひ楽しみに待っていてください」とのコメントを発表しています。
現在販売中の前売り券(ムビチケカード)は、5月29日で一旦販売を中止するとのこと。購入済みのものは延期後の上映時に利用することができるとしていますが、販売再開の時期は作品公式サイトで改めて告知するとしています。
情報提供:ワーナー・ブラザース映画
(咲村珠樹)