おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

ハサミで切ると立体になるイーブイ ポケモン大好きパパのファンアートが熱い

 1996年の発売以来、世代を超えて愛されているゲームソフト「ポケットモンスター」シリーズ、略してポケモン。そのシリーズ一作目から作品を愛してやまないファンが制作した、人気ポケモン「イーブイ」と「進化後の姿」を題材にしたファンアートが話題になっています。

 話題のファンアートは「ハサミで切ると立体になるブイズ(イーブイの進化先の総称)のポストカード」。写真がツイッターに投稿されると、見た目のかわいらしさに注目が集まり、ツイートには3万件を超える「いいね」が付いています。

  •  ポケモンシリーズの初代となる「赤・緑」から登場しているイーブイ。イーブイの最大の特徴は、炎や水、電気といったさまざまな属性タイプを進化先として選べること。同作を象徴するピカチュウと肩を並べるほどの人気を博しており、発売から25年経った現在も多くのファンから愛されているポケモンです。

    イーブイのポストカード全9種類

     今回イーブイを含めたブイズのポストカードを制作したのは、ツイッターユーザーの切り紙パパさん(@PKirigami)。切り紙パパさんは仕事と育児の傍ら、趣味でポケモンの切り紙作品づくりを行っており、切り紙でポケモン図鑑を完成させることが目標なのだそう。

     ブイズのポストカードも、子どもたちのために制作したもの。それまでは画用紙や折り紙を使用して作成していましたが、カラフルな作品にもチャレンジしてみたいと思い、新しい手法にて制作を決意。総数800体を超えるポケモンの中でも、カラフル=ブイズと連想し、パソコンとプリンタを使ってイラストを描き起こし、印刷を行ったそうです。

    カラフルなブイズが勢ぞろい

     制作にかかった期間は約一か月。最も難しかったと話すのはエリマキのあるポケモンの作り方。切り紙パパさんの作品は「のりを使わずハサミだけで作れること」をモットーにしているため、その構造に苦労したのだそう。試行錯誤した結果、切り込みを入れて頭を通す、という工夫で頭部とエリマキの立体感が再現されています。

     ポストカード風の作品にはモンスターボール風の消印や図鑑ナンバーを記した切手など、遊び心も満載。データの配布や販売はもちろん行っていませんが、一部作品の作り方はYouTube「切り紙パパチャンネル」で見ることが出来ます。

    <記事化協力>
    切り紙パパさん(Twitter:@PKirigami / YouTube:切り紙パパチャンネル

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • 『ポケパーク カントー』が2026年2月にオープンへ!11月21日からチケット販売開始
    アニメ/マンガ, イベント・キャンペーン

    『ポケパーク カントー』が2026年2月にオープンへ!11月21日からチケット販…

  • スーツケースに押し込まれた特大ピカチュウぬいぐるみ かわいそうだけどかわいい?
    インターネット, おもしろ

    スーツケースに押し込まれた特大ピカチュウぬいぐるみ かわいそうだけどかわいい?

  • 弁当箱から自作 こだわりが凄すぎる「8番出口弁当」に圧倒
    ゲーム, ニュース・話題

    弁当箱から自作 こだわりが凄すぎる「8番出口弁当」に圧倒

  • ポケモン公式が“逆転”現象に謝罪 やはり「メガカラマネロ」の仕業……だった?
    ゲーム, ニュース・話題

    ポケモン公式が“逆転”現象に謝罪 やはり「メガカラマネロ」の仕業……だった?

  • ポケモン公式Xで「逆転」現象 「メガカラマネロ」登場の匂わせ?
    ゲーム, ニュース・話題

    ポケモン公式Xで「逆転」現象 「メガカラマネロ」登場の匂わせ?

  • ゼニガメ希望のはずがピカチュウ!? 手作りケーキに起きた“育児あるある事件”
    インターネット, おもしろ

    ゼニガメ希望のはずがピカチュウ!? 手作りケーキに起きた“育児あるある事件”

  • 子どものためにクレヨンで描いたイーブイ 妻が気に入りまさかの額装
    インターネット, おもしろ

    子どものためにクレヨンで描いたイーブイ 妻が気に入りまさかの額装

  • 「推し愛」で生まれた海の化身 ナス製カイオーガ精霊馬が24万いいね
    ゲーム, ニュース・話題

    「推し愛」で生まれた海の化身 ナス製カイオーガ精霊馬が24万いいね

  • マクドナルドのポケカ騒動 期間中の店舗を訪れた記者が感じた“異様な雰囲気”
    社会, 経済

    マクドナルドのポケカ騒動 期間中の店舗で感じた“異様な雰囲気”

  • マクドナルド、メルカリと連携し転売対策強化 ポケモン付きハッピーセット発売にあわせ
    インターネット, 社会・物議

    マクドナルド、メルカリと連携し転売対策強化 ポケモン付きハッピーセット発売にあわ…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始
    商品・物販, 経済

    パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始…

  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤
    インターネット, おもしろ

    あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤

  • エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は注意
    インターネット, 社会・物議

    エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • 「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か
    インターネット, 社会・物議

    「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト