おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

アフラックが「休職保険」を発売 発表会に中村倫也さんらが登壇

 アフラック生命保険株式会社は3月8日、短期(1年未満)の休職による、収入減少に対応する新商品「アフラックの休職保険」の発表会を開催しました。

 発表会では新商品の概要説明のほか、TVCMやWEBムービーに出演した中村倫也さん、笑福亭鶴瓶さん、夏帆さんの3名がゲストとして参加。新TVCMとWEBムービーを見ての感想や、撮影時のエピソードなどを披露しました。

  •  発表会の司会はフリーアナウンサーの神田愛花さんが務め、大きく前後半の2部構成にて進行。前半では主に、新商品のプレゼンテーションが行われました。

    アフラック生命保険株式会社の代表取締役社長、古出眞敏さん

     まず登壇したのはアフラック生命保険株式会社の代表取締役社長、古出眞敏さん。

     新商品「アフラックの休職保険」を発売するに至った背景として、現在日本では働く人の10人に1人が1か月以上の休職を経験するなど、病気やケガで働けなくなることが、身近な問題であることを説明。

     これまでアフラックでは長期の休職を手厚く保障する商品を販売していました。しかし、昨今のコロナ禍による景気への影響や、企業業績の低迷が長期化する懸念、中小企業では福利厚生制度の縮小が進んでいる背景もあり、短期の休職であっても生活が困窮する不安が高まっていると言います。

     こうした1年未満の休職状態への保障に特化した商品が、3月22日より発売となる「アフラックの休職保険」。現代社会が抱える問題に即した商品であり、顧客の「生きるを支える」商品になると確信している、と強調しました。

    アフラック生命保険株式会社、執行役員の長野正裕さん

     続いて、アフラック生命保険株式会社、執行役員の長野正裕さんが登壇。新商品の概要などプレゼンテーションを行いました。

     休職時には公的保障から支給される傷病手当金を受け取れますが、その金額は月収のおよそ3分の2。収入は減ってしまうのに対し、支出は通院費などが上乗せされることにより、休職期間中に生活が困窮してしまう不安があります。こうした収入減を手厚くサポートするのが今回の新商品の特徴です。

     保険料は加入しやすいよう低廉に設定しつつ、勤労困難状態が継続した場合、31日目に10万円の給付金が受け取れ、働けない状態が継続する限り、1年分を毎月受け取ることが出来るという保障内容。

     また、医師による診断書や勤務先からの休職証明書の内容に基づき、「実際に会社を休んだ期間」を支払い対象とする、生命保険商品では唯一となる仕組みも設けられています。今後も顧客ニーズ応じてより最適な保障提供を強化していくと説明しました。

    中小企業を中心とした休職保障の実態について

     続くトークセッションでは、アフラック生命保険株式会社、取締役副社長の吉住公一郎さん、アフラック全国アソシエイツ会長の吉田雅俊さん、社会保険労務士の長沢有紀さんが登壇。アフラック生命保険株式会社、常務執行役員の島田由秋さんが司会を務め、中小企業を中心とした休職保障の実態について話が展開しました。

     その中で、社会保険労務士の長沢さんは「正しく備える」ことの重要性について強調。「加入者自身の勤務先が休職時にどのような制度で保障してくれるのか、まずはそれをきちんと知る必要があると思います。その上で足りない部分は何か?を把握して、それに対して備えることが無駄がなく、過剰にもならない大切な備えになると思います」とコメント。

    社会保険労務士の長沢有紀さん

     発表会後半では、新商品のTVCMとWEBムービーが初披露されました。

     中村倫也さん、夏帆さんが夫婦役、中小企業の社長役で笑福亭鶴瓶さんが出演。休職した社員を思いやると共に、それをきっかけに休職は身近に起きる事であり、誰にでもそのリスクがあることを理解して向き合っていくストーリーとなっています。

     その後、舞台上には、出演した中村さん、鶴瓶さん、夏帆さんが登場。司会の神田さんを交え、トークセッションが行われました。笑福亭鶴瓶さんはTVCMで自身が扮した「中小企業の社長」そのままの服装で登場。登場時には一瞬会場にどよめきが起きていました。

    和気あいあいとした雰囲気の3人によるトーク

     最初のトークテーマは「撮影現場で○○さんはこんな人!」。ここでは中村さんの印象について、鶴瓶さんと夏帆さんが回答し、「とにかくびっくりするくらい落ち着いている」「スーっと現場入りし、スーっとお芝居する」と同じような印象を抱いていた模様。

     これに対し中村さんは「今回のCMの中では2人のセリフを受けてリアクションする役だったので、いつもより落ち着いて臨めた」とその理由を答えていました。

    出来上がったCMを初めて見たという3人

     続くトークテーマは「メイキング映像で振り返るCM撮影秘話」。楽しくて和気あいあいとした雰囲気で進行した撮影でしたが、中村さんと鶴瓶さんは「(撮影時の気温が)めちゃくちゃ寒かった」とコメント。

     2月の極寒の中、3月の放送時期に合わせた薄着での撮影となりましたが、その中でも「鶴瓶さんの明るい雰囲気が現場を暖かくした」と中村さんは振り返っています。

     一方の夏帆さんは「台本にない、中村さんの突然のアドリブに上手くリアクション出来なかった」と苦笑い。これに対して中村さんは「ちゃんとした場の中でふざけたくなってしまう、もう一人の自分がいるんです」と弁明していました。

     撮影時の雰囲気そのままに、終始明るいムードで進行したトークセッションの最後には「今回CMに出演して感じたこと」を一人ずつ発表。

    CM撮影時そのままの服装で登場した笑福亭鶴瓶さん

     鶴瓶さんは「自分の周りにも商売をしている知人がいるので、より身近に相談に答えてあげられるようになれたことが良かったなと思う」と、撮影を通してより保険や保障に詳しくなれた様子でした。

    夏帆さん

     夏帆さんは「10人に1人の割合で休職していることに驚きましたし、自分自身にもそのリスクがあるんだなと実感しました」「保険というとなかなかハードルが高く感じますが、月々2000円台で入りやすく、心強いなと感じたので、このCMを通してたくさんの方に知ってもらえたらいいなと思います」と、休職をより身近な事象として感じていた模様。

    中村倫也さん

     中村さんは「とても時代に合った保険だと思います。このCMをきっかけに、自身が勤める会社の福利厚生や保障ついて調べてみるきっかけになれば、うれしく思います」と、商品についてや、自身に置き換えて考えてみる事の重要性を話し、総括しました。

     今回発表された新商品「アフラックの休職保険」は3月22日より発売開始。新TVCM、WEBムービーは本日よりYouTube「アフラック公式チャンネル」で視聴可能となっています。

    発表会終始和やかなムードで進行しました

    取材協力:アフラック生命保険株式会社

    (取材:山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • 詐欺広告から誘導されたフェイクニュース
    インターネット, 社会・物議

    詐欺の電話を取ってみたら殺害予告を受けた件

  • 「新しい形の医療保険 REASON 社長の決断篇」
    企業・サービス, 経済

    柄本佑とアフラックダックが新CMで共演 撮影後インタビューでは柄本家ルールを披露…

  • 知らんかった!PayPayに一か月200円から申し込める熱中症保険があった
    企業・サービス, 経済

    知らんかった!PayPayに一か月200円から申し込める熱中症保険があった

  • 「ほけんの窓口」の新CMに魔女のアン ミカが再登場!夫と空飛ぶホウキに乗ってオーロラを見に行きたい
    企業・サービス, 経済

    アン ミカが「ほけんの窓口」の新CMで魔女に変身 ドラレコ搭載の空飛ぶホウキに乗…

  • アフラック新商品発表会に登場した櫻井翔さんと小池栄子さん
    企業・サービス, 経済

    櫻井翔と小池栄子も登場 アフラック新がん保険「『生きる』を創るがん保険 WING…

  • 約8割が「移動時の身の回りリスク」を意識
    社会, 経済

    実際に感じたリスク1位は自転車 損保ジャパンが「身のまわりリスク実態調査」

  • 「100日後に死ぬワニ」がアニメ映画化!
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「100日後に死ぬワニ」が「100⽇間⽣きたワニ」の題名でアニメ映画化 ワニ役は…

  • エンタメ, 芸能人

    鶴瓶が恒例となっていた志村けんとの正月特番参加 99や千鳥・大悟も

  • TV・ドラマ, エンタメ

    国際宇宙ステーション「KIBO宇宙放送局」がポケモンとコラボ 宇宙から年越しLI…

  • インターネット, サービス・テクノロジー

    被災したときすることは? 政府広報室が「り災証明や損害保険用に写真撮影を」と呼び…

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • くら寿司に秋の味覚「月見シリーズ」が登場 寿司・バーガー・ケーキを実食レポ
    グルメ, 食レポ

    くら寿司に秋の味覚「月見シリーズ」が登場 寿司・バーガー・ケーキを実食レポ

  • 【体験レポ】「落とし物:黒い封筒」を開封してみた 自宅で本当に心霊現象が起きる?一夜のゾク体験
    エンタメ, 映画

    【体験レポ】「落とし物:黒い封筒」を開封してみた 自宅で本当に心霊現象が起きる?…

  • 伝説のカンフー映画「酔拳」吹替版、YouTubeで1か月限定無料配信
    エンタメ, 映画

    伝説のカンフー映画「酔拳」吹替版、YouTubeで1か月限定無料配信

  • ゼニガメ希望のはずがピカチュウ!? 手作りケーキに起きた“育児あるある事件”
    インターネット, おもしろ

    ゼニガメ希望のはずがピカチュウ!? 手作りケーキに起きた“育児あるある事件”

  • カービィが駅員さんに変身!阪急電車コラボのガシャポン登場
    ゲーム, ニュース・話題

    カービィが駅員さんに変身!阪急電車コラボのガシャポン登場

  • 回し車の裏に「職人」発見 ハムスターの意外すぎる行動に爆笑
    インターネット, おもしろ

    回し車をまさかの手回し ハムスターの「職人」すぎる行動に爆笑

  • トピックス

    1. お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹さんの公式X

      アインシュタイン稲田の“潔白”が証明された日 暴露文化とSNS拡散が残したもの

      お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹さんのInstagramが不正にログインされ、卑猥なやり取り…
    2. 【体験レポ】「落とし物:黒い封筒」を開封してみた 自宅で本当に心霊現象が起きる?一夜のゾク体験

      【体験レポ】「落とし物:黒い封筒」を開封してみた 自宅で本当に心霊現象が起きる?一夜のゾク体験

      ホラーイベント「笑える事故物件 笑えない事故物件」公式グッズの体験型キット「落とし物:黒い封筒」を体…
    3. 丼にサンマが丸ごと横たわる衝撃 牛角の「秋刀魚ラーメン」実食レポ

      丼にサンマが丸ごと横たわる衝撃 牛角の「秋刀魚ラーメン」実食レポ

      焼き肉チェーンの牛角は9月4日より、サンマを丸ごと一尾のせた「牛角流秋刀魚ラーメン」を販売しています…

    編集部おすすめ

    1. 松浦勝人会長「月1時間で100万円」“松浦顧問制度”始動 応募殺到で定員の5倍超え

      松浦勝人会長「月1時間で100万円」“松浦顧問制度”始動 応募殺到で定員の5倍超え

      エイベックスの松浦勝人会長は9月4日、自身のX(旧Twitter)で新たに「松浦顧問制度 シーズン1」を立ち上げたことを報告した。内容は「月…
    2. 「なんかやってる」4羽の文鳥 まるで連続写真?

      「なんかやってる」4羽の文鳥 まるで連続写真?

      「なんかやってる……」Xで飼い主さんにこうつぶやかれたのは、4羽の白文鳥さんたち。添えられた写真には、4羽が棚の上に連なって集まり、まるで連…
    3. 法事でオリジナルTシャツ!?音楽フェスのような斬新な引き出物が話題

      法事で配られた家紋&没年入りTシャツが話題 “フェス感”漂うセンスに爆笑

      法事の引き出物(お返し)といえばお菓子やカタログギフトが王道ではないでしょうか。しかしときには予想だにしない品をもらうこともあるようで……。…
    4. 災害関連死ゼロを目指す「EDAN」発足 フィリップ モリスら民間団体が連携

      災害関連死ゼロを目指す「EDAN」発足 フィリップ モリスら民間団体が連携

      フィリップ モリス ジャパン(PMJ)が、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)と共同で、避難生活に特化した支援ネットワーク…
    5. 「週刊文春」2025年9月4日号(8月28日発売)

      週刊文春、最新号表紙は「白紙」 48年続いた和田誠さんの表紙絵に幕

      総合週刊誌「週刊文春」は、2025年8月28日発売の9月4日号で48年間にわたり表紙を飾り続けたイラストレーター・和田誠さんの絵を終了し、大…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト