九州南部で発生した「線状降水帯」の影響で熊本県などの一部地域では予想以上の被害が広がっています。これにともない「住まいが被害を受けたとき最初にすること」を、政府広報室の公式Twitterアカウントが紹介。「り災証明や損害保険用に写真撮影を」と呼びかけ、写真の撮り方のポイントなどを投稿しています。

 政府広報室の公式Twitterは7月6日、り災証明や損害保険用の写真の撮り方のポイントとして、「家の外をなるべく4方向から撮る」「室内の被害の状況も分かるように撮る」「浸水した場合は浸水の深さも分かるように撮る」とツイートし、政府広報オンラインの「住まいが被害を受けたとき 最初にすること」。のページを紹介しています。

 そのページでは、「住まいが被害を受けたときは、早く家の片付けや修復作業に取り掛かりたくなるかもしれません」としながらも、その前にまずやっておきたい重要なことがあると呼びかけています。それが「被害状況を写真で記録する」ということ。

 市区町村からり災証明書を取得して支援を受ける際や、損害保険を請求する際などに、たいへん役に立つとのこと。さらに、前述した3つのポイントの他にも、「システムキッチンや洗面台などの住宅設備、家電などの被害状況も撮っておく」「自動車、物置、農機具などの被害状況も撮っておく」と記載されています。

 その他にも、電気の復旧やガスの復帰、それぞれの注意点なども掲載されていますので、一度確認してみるのも良いかもしれません。

<参考・引用>
政府広報室の公式Twitter(@gov_online)
内閣府政府広報オンライン「暮らしに役立つ情報」
※画像は政府広報室の公式Twitterアカウントのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)