ケーキの中にお菓子やフルーツなどが入っていて、切ると中からあふれ出てくるピニャータケーキ。そんな可愛らしいケーキがミニチュアサイズで精巧に再現され、Twitter上で紹介されました。
ドールハウスサイズ(1/12スケール)で作られた、というこの作品。白いホールケーキの真ん中がカットされており、中から小さなおやつがこぼれ、バラバラと散らばる様子までしっかりと再現されています。
作者のヘブンリーケーキさんに、工程をうかがったところ、こちらはオーブン粘土という素材を使って作られたそうです。
オーブン粘土には樹脂が含まれており、焼くとプラスチックのかたまりになるようで、焼かない限りは固まらないため、こういったミニチュアケーキ作りに向いていて使いやすいとのことでした。
作業では小さなお菓子を入れるピニャータの間のくりぬきが大変難しく、2日ほどかかったそうです。小さな素材を扱うのでとても精密な作業が必要なんでしょうね。
元々ピニャータケーキの存在は知っていたということですが、「ケーキの形状の難しさから作るのはなんとなく避けていた」と教えてくれました。たまたま熊のグミの小さな型を見つけ、それをメインにラムネや飴など、おやつにあふれたピニャータケーキを作ってみようと考えたそうです。
その出来映えについて「まぁまぁ満足できたかなと思いつつ、いざSNSにあげてみたら予想以上の反応が返ってきてびっくりしています」と語ってくれました。
他にもドールハウスサイズのミニチュアケーキやお菓子を作成、販売をしているそうで、どれも本物と見間違うほど丁寧に作られています。ピニャータケーキもいずれは販売予定だそうです。
ピニャータケーキ🪅カットするとおやつがバラバラララ〜🍬🍭#ミニチュアフード pic.twitter.com/0dTzrW7mKt
— HeavenlyCake miniatures (@heavenlycake_m) December 2, 2022
<記事化協力>
HeavenlyCake miniaturesさん(@heavenlycake_m)
(清水野明香)