6月10日は「ロケ弁当の日」。法人向けの食事デリバリーサービスを展開する日本フードデリバリー株式会社が、「ロケ(6)べんとう(10)」の語呂合わせから制定しました。
そこで実際にロケ弁の手配などをしている知り合いのADに、「芸能人に人気が高いロケ弁」を質問。名前が真っ先に挙がった「オーベルジーヌ」のビーフカレーを実食しました。
ちなみにロケ弁当とは、テレビや映画などの撮影現場で出演者やスタッフに配られる弁当のことです。今回ロケ弁について話を聞いたのは、制作会社でADを5年担当している女性。これまで8本ほど、テレビ番組のADを担当しています。
人気のロケ弁について聞いたところ、前述した「オーベルジーヌ」の他、「魚屋さんのお弁当 金兵衛」の魚のお弁当と「津多屋」の幕の内弁当を挙げていました。さらに担当番組によく出演していたという大御所女性タレントは「キッチン仔熊」のサーモン弁当が好きだったといいます。
■ 1987年創業!人気ナンバーワンのビーフカレー
どれも美味しそうですが、今回訪れたのは1987年創業の「オーベルジーヌ」。欧風カレーの宅配&テイクアウトの専門店で、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」から徒歩2分ほどの場所にあります。
お店に到着すると店の人気ナンバーワンでもあるという「ビーフカレー(税込1458円)」を注文。辛さは「お子様」「甘口」「中辛口」「辛口」「大辛口」(大辛口はプラス税込108円)の5種類の中から選ぶことができ、「中辛口」を選択。テイクアウトはご飯大盛りが無料とのことだったので、もちろん大盛りにしてもらいました。
数分後、店員から紙袋に入ったビーフカレーを受け取り、帰宅。電車移動だったのでカレーのニオイが気になりましたが、しっかりと容器や袋で密閉されていたのでもれることはありませんでした。
■ 自宅で実食!ゴロゴロの大きな牛バラ肉
自宅に帰り、袋の中には容器が2つ。大きい容器のフタを開けると、大盛りのバターライスにジャガイモが丸ごと1個。もう1つの容器にはビーフカレーがたっぷり入っていました。スパイシーなカレーの香りが食欲を刺激してきます。それでは、いただきます!
ビーフカレーの中にスプーンを入れると、大きな牛バラ肉がゴロゴロたくさん入っています。これはテンションが上がる!「うわっ」「やった!」と思わず1人で家で喜んでしまいました。バターライスの上にワンバウンドさせ、パクリ!牛肉は柔らかいですが歯ごたえもあり、ジューシー。噛めば噛むほど肉汁が口の中にあふれます。
中辛口のルーはピリピリと辛さを感じるものの、3日間じっくり煮込んだという玉ねぎや香味野菜の甘みもしっかりと感じます。このルーが牛肉の旨味を引き出していて、ご飯が止まりません!大盛りにしておいて本当に良かったと実感。
ジャガイモも付属されていたバターをたっぷり付けてガブリ。ホクホクで当然のことながらカレーとの相性は抜群。家で本格的なカレーを味わえるなんて、幸せ……。
大盛りのバターライスもあっという間に無くなり完食。ごちそうさまでした!これを番組収録の合間などに食べたら、出演者やスタッフのやる気もみなぎるのではないでしょうか。教えてくれたADに感謝。ありがとう!
<参考>
欧風カレーの宅配&テイクアウト専門店「オーベルジーヌ」
(取材・撮影:佐藤圭亮)