アニメやSF映画の世界には、相手のスペックを数値化するアイテムや魔法が多数あります。その中で最も人気の高くそして、メジャーなものといえば、漫画「ドラゴンボール」のスカウターでしょう。

 ラディッツが地球人に言い放った「戦闘力たったの5か…ゴミめ…」と言うセリフは、今でも弱過ぎる相手をこき下ろす、煽り文句となっております。

 今回はそんな「相手の戦闘力」をはかった気分になれる“おもちゃ”がセリアで売られていたので買ってみました。

■ Seria(セリア)で販売されていた「バトルグラス」

 今回見ていただきたいのが、100円ショップ「Seria(セリア)」の玩具コーナーで見つけた「バトルグラス」(販売元:株式会社ポニー)。

 「グラスを通じて君も戦士になりきろう……」ということですが、これってどこからどう見ても、某漫画の「スカ○ター……」のように見えます。

 ただ、通常この手のおもちゃは、最低でも2000円ほどする商品。それがたった100円で実現できるとは驚きです。ただし問題は「どのレベル」なのか。どこまで遊べるのか気になって仕方がありませんね。

セリアでみつけた「バトルグラス」

 ということでこの商品を購入し、家で確かめてみます。

 遊び方は、シールなどを貼り付けて、パーツを組み立てて顔に装着するというシンプルなもののようです。つまり当然のことながら、「バトルグラス」で相手の戦闘力をはかったり、効果音がなったりするギミックもなさそう……とはいえなりきって楽しむには十分。

バトルグラスの説明書

■ 「バトルグラス」を組み立ててみる

 では組み立てていきます。接続部分は、ヘッドフォンのように頭にアームがついているので、ドラゴンボールのものとは若干仕様がことなります。

バトルグラスの耳をかけるところ

 次にグラス部分。とくにこの状態では相手の戦闘力をはかることは出来ません。

バトルグラスのパーツの様子

 もう一つ入っていたのが「シール」。グラス部分と接続部分に貼っていきます。

バトルグラスのシール

 そして、グラス部分を合体。ただ、ちょっと合体させるのに、てこずった。

バトルグラスのシールを貼り付けるところ

 これで完成!!

バトルグラスのスコープ部分

■ 「バトルグラス」で戦闘力をはかっていく

 じゃ、早速戦闘力をはかっていくぞ!

 ※バトルグラスには実際に戦闘力をはかる機能はありません。以下、そういう気分でお楽しみください。

 まずは、青いプニプニのお前だ!

 いいツヤしているじゃねえか、きさまの人気にはヘドが出る。さぁてお前の戦闘力は。

青いモンスターが現れた。

 ピッピッピ!!!「戦闘力たったの5か、スラ○ムめ!」

戦闘力たったの5か、ゴミめ。

 次は黄色いお前だ!まったくネズミみたいなふざけたヤロウだ。戦闘力は……

黄色いモンスターが現れた。

 17000……19000……21000……バカな!こいつら戦闘力が激しく変化しやがるぞ!!

戦闘力…なっなんだとぉ!

 ボンッ!くそーーーーっ、壊れていやがる!!

バトルグラスが壊れる演出をして楽しむ40代児

 と、しょうもない茶番はさておき、友達LINEに投稿したら、モロに「ドラゴンボール世代」の40代おっさんたちが、ちょっと盛り上がりました。ある意味100円の価値はありそうですね。

 というかこれ、「セリア」の子ども向け玩具コーナーにあったのですが、どちらかというと30~40代のおっさん向けか!?

 ということで「セリア」で「バトルグラス」を発見したら是非購入して、相手の戦闘力をはかってくださいね。

LINEに投稿してみた

<参考>
株式会社ポニー

(たまちゃん)