幸楽苑に人気のメガメニューが再登場。9月11日より、期間限定で「メガたんめん」の販売が再開されました。

 大盛りメニューには目がない筆者。メガと聞いては黙っていられません。8月の「メガつけめん」に続き、「メガたんめん」を食らいつくしてきたぞ!

 ちなみに、みなさんは「タンメン」というと、どのようなイメージを持っているでしょうか。筆者の意中では、もやしやキャベツなどの野菜がたくさん入ったラーメンという印象。筆者は「肉こそ正義」だと思っているので、ここ数年「タンメン」を食べた記憶がありませんでした。

 「野菜でお腹いっぱいにしたくない」、「そもそも野菜でお腹いっぱいになるのか」。楽しみではあったものの、一抹の不安を感じながらお店に到着しました。

幸楽苑の外観

 店内に入ってタブレット式のメニューを見てみると、「メガたんめん」(税込990円)を発見。「味噌味」と「塩味」を選べるようになっています。「塩味」を選択して次の画面に進むと、「麺大盛り」(税込110円)の項目も発見。心の中でガッツポーズしながらタップしました。やったぜ!

タブレット式メニューにのっている「メガたんめん」(税込990円)

発見した「麺大盛り」(税込110円)の項目

■ まるで富士山のようなタンメンが登場!

 7~8分ほど待っていると、メガという名にふさわしい山盛りの「メガたんめん」が目の前に。山頂にはおろしニンニクと背脂がこんもり盛られています。山の側面には綺麗に並べられた10枚のチャーシュー。ビジュアルは、まるで富士山のようです。

「メガたんめん」(税込990円)+「麺大盛り」(税込110円)

山盛りの「メガたんめん」

 まさか幸楽苑で、こんなに美味しそうな富士山に出会えるとは……!ニンニクの香りも食欲をそそります。これは登り甲斐……いや、食べ甲斐がありそうだ。それでは、いただきまーす!

山頂にあるおろしニンニクと背脂

綺麗に並べられた10枚のチャーシュー

 ニンニクと背脂をスープになじませつつ、チャーシューをめくると大量の野菜が姿を現します。もやしにキャベツ、ニンジンやタマネギ、小松菜など、一日分の野菜がこれで摂取できるのではないかと思えるほど、入っています。450gは伊達じゃない!

スープになじませるニンニクと背脂

チャーシューをめくると現れる大量の野菜

 口の中に入れるとシャキシャキとした食感と野菜の甘みが感じられ、ニンニクと塩ベースのスープが旨味を引き立たせています。チャーシューで野菜を巻いて食べても最高。飽きることなく食べ続けられます。

シャキシャキとした食感と甘みが感じられる野菜

チャーシューで巻いた野菜

 そして野菜をかき分けて、ようやく麺にたどり着きました。麺は中太で少しちぢれているでしょうか。大盛りにしているだけあり、箸で持ち上げるとズシリと重い……。スープともよく絡んでいて、ツルツルと気持ち良くすすれます。口の中が麺でいっぱいになり、モグモグしている瞬間って本当に幸せですよね。

野菜をかき分けて、ようやくたどり着いた麺

中太で少しちぢれている麺

 あとはひたすら食べ続けるのみ!富士山のようだったビジュアルもどんどんなだらかな山になり、平地へと姿を変えていきます。筆者は麺と野菜をバランスよく食べ進めていたつもりでしたが、最後は野菜がけっこう残ってしまいました。ただ、旨味がしみ込んだスープにたっぷり浸した野菜も格別です。

お箸で持ち上げた野菜と麺

チャーシューと中太の麺

 スープもしっかり完飲。ごちそうさまでした!食べる前は少し不安を抱えていましたが、お腹いっぱいで大満足。タンメンに対する印象が変わりました。次は味噌味に挑戦してみようと思います。

カラの丼

(取材・撮影:佐藤圭亮)