PCゲームのプラットフォーム「Steam」には、自分が今までゲームにどれだけの金額を費やしたかを確認できる機能が搭載されていますが、なんと過去に約3万5000ドル、日本円にして約500万円（記事公開時点のレートで計算）もの課金をしたユーザーが、海外掲示板Redditに現れ、注目を集めています。
その人物の名は、ユーザーネーム・HappyMcflappyy氏。彼はRedditにて次のように投稿しました。
「俺氏、気づいたらSteamに3万5000ドル以上（約500万円）課金してた件」
（Just realized I’ve spent over 35k on Steam）
さらに追い打ちをかけるように――
「なお、現物は一切ナシ」
（and I don’t own a damn thing.）
と、悲哀たっぷりのコメントを残しています。（※翻訳はネットギーク風に超意訳しています）
Steamのゲームは現物のない、データをダウンロードしてプレイする形式が取られていますから、手元に残らないことがメリットであり、時にデメリットでもありますが、たしかに3万5000ドル分ともなると……「現物は一切ナシ」とこぼしたくなる気持ちもわかります。
ところが、ここからが本題。この金額のもととなった数字は、実は「Steamポイント数」。実際の使用金額とは異なりました。Steamポイントは、Steamで買い物をするか、Steamコミュニティに貢献することで得られるポイント。つまり実際に使用した金額とは若干の開きが出てきます。
HappyMcflappyy氏はこれまでポイントをあまり使ってこなかったようで、ポイント＝総課金額という風になんとなく認識していたもようです。
そこで他のユーザーから「実際に使った金額を確認する方法があるよ」との助言をうけ、言われた通りに確認したHappyMcflappyy氏が目にしたのは……。
――約3万7000ドル（約530万円）
これにはHappyMcflappyy氏もショックを隠しきれず。
「くっそ、事態さらに悪化」
（Damn, it got worse）
と投稿。まさかの“続報”で、見ていたユーザーたちの笑いと涙を誘いました。
さらに別のユーザーから「億万長者なのか？」と問われた彼は、こう回答しています。
「コンテンツ制作と投資」
（Content creator and investing.）
本当かどうかはわかりませんが、実際に約530万も使えるだけのお金があるのですから、お金に不自由していないことだけは間違いなさそうです。
■ 自分のSteam課金額を確認するには？
ちなみに、Steamで自身が使用した金額は、「ヘルプ→Steamサポート→アカウント→あなたのSteamアカウントに関連するデータ→使用された外部のクレジット」の手順で操作することで確認可能。
HappyMcflappyy氏の投稿を見て、実際に確認してみた他のユーザーからは、「過去15年間で約1000ドル（約14万）だった。少なすぎて驚いた」「5000ドル以上（約71万円）を費やしていました（白目）」と悲喜こもごものコメントが続々と寄せられています。
中には「残高見るの怖すぎて震えてる……多分見たら心臓止まる」なんてユーザーも。知らない方が幸せ、ということもありますよね。
あなたにも、もしも勇気があるならば、Steamで使用した金額を確認してみてはいかがでしょうか？
＜参考・引用＞
Reddit「Just realized I’ve spent over 35k on Steam」
（山口弘剛）
