8月12日より、ローソンにて全国7エリアのご当地食材や地元有名店の味を再現した「ご当地からあげクン」が発売開始となりました。
筆者の住む鹿児島を含む九州・沖縄エリアは「焼豚ラーメン味」。そう、サンポー食品のインスタントラーメン「サンポー焼豚ラーメン」とのコラボです。九州民なら一度は食べたことがあるであろうあの味が、からあげクンでどう再現されているのか……これはもう食べてみるっきゃない!
■ 九州人のソウルフード サンポー食品の「焼豚ラーメン」
サンポー食品の「焼豚ラーメン」は1978年発売。まろやかな豚骨スープと紅しょうがのアクセント、そして小袋の調味油が特徴で、九州ではカップ麺の定番として長年親しまれています。パッケージに描かれた「ヤカンちゃん」もお馴染みの存在です。
一方のからあげクンは1986年発売のローソンの看板商品。累計販売数は46億食を超える国民的ホットスナックです。そんな2つのロングセラーがタッグを組むと、果たしてどんな味になるのでしょうか。パッケージには焼豚ラーメンのロゴとヤカンちゃんが描かれ、コラボ感満点。手に取った瞬間から期待値はマックスです。
■ いつものからあげクンと変わらない?と思いきや……噛みしめるほどに広がる「あの味」
見た目やひとくち食べた際の味や食感は、正直に言うといつものからあげクンとほぼ同じ。しかし、2、3回噛んだ時に中からじんわり広がる豚骨スープの風味に「あ、これは……!」と頷かずにはいられませんでした。まさしく幼少時から慣れ親しんだサンポーの焼豚ラーメンそのもの。
特に感動したのが調味油の再現度。焼豚ラーメン特有の香りとコクがしっかりと表現されており、後からふわっと香る紅しょうがが味を引き締めます。食べ進めるほどに焼豚ラーメン感が押し寄せてくる……そんな不思議な味わいです。
一昨年には同じ九州限定で「からあげクン うまかっちゃん味」が発売されましたが、今回の焼豚ラーメン味はより香りの部分に重きを置いている印象。豚骨の旨み+調味油+紅しょうがという三位一体の構成で、ラーメンの特徴がしっかり再現されていました。
■ 他エリアのご当地からあげクン一覧 どれも見逃せないラインナップ
今回筆者が食した「サンポー食品 焼豚ラーメン味」以外のラインナップは以下の通り。
・北海道:エリア【らーめん信玄監修 コク味噌味】
(北海道)
・東北エリア:【ヤガイ監修 おやつカルパス味】
(青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)
・関東エリア:【月島もんじゃ海鮮味】
(栃木県、群馬県、茨城県、新潟県、山梨県、長野県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
・中部エリア:【北陸製菓監修 ビーバー風味】
(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県)
・近畿エリア:【ブタキム味】
(奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、三重県の一部店舗含む)
・中四国エリア:【丸亀りぶや監修 骨付鳥味】
(岡山県、広島県、山口県下関市の一部地域を除く、鳥取県、島根県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県)
価格は5個入りで268円(税込)。どのご当地からあげクンも、地域に愛されている味ばかりで、見逃せないラインナップとなっています。
サンポー焼豚ラーメン味はもちろん九州・沖縄限定なので、焼豚ラーメンファンの方は見つけたら即購入がおすすめです。からあげクンを頬ばりながら、あのお馴染みの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<参考・引用>
ローソン「ニュースリリース」
(山口弘剛)