毎度刺身のツマのようなお話をおとどけしています不定期連載の「エドガーの無所可用、安所困苦哉」でございます。
さて、先日のオフ会で、鉄道とか動物についは熱心に語っているのに、以前出演したテレビで「妻と嫁が別」などと言っていながら「長門さん」について語ってないというご指摘をいただきました。うん、その通りだ(笑)。
ということで今回は「脳内嫁について語ろうか」。
というわけで長門さんについて語ろうかと思ったのですが、何から始めたらよいのやら見当がつきません。
他の趣味に比べてかけた時間が短いだけに、あまり語れることがないみたいです。
そもそもなんで長門さんなんだ?というあたりからいってみましょうか。
実はアニメに関してはかな~~~~~~りブランクがありまして、数年前、ひょんなことから「なんだか最近ネットで話題だ」ということで「涼宮ハルヒの憂鬱」を見たのですよ。
「これはおもしろいじゃないか」というのが素直な感想。
キャラがどうこうではなく、お話が面白かった。原作も入手してあっという間に全巻読了。アニメDVDまで買ってしまいました(中古ですけど)。
で、どうしたって主人公のハルヒのキャラに目が行くわけです。
しかし最初のうちこそハルヒのハルヒっぷりを楽しんでいましたが、すぐに長門さんのほうに目が移っていったのですよ。
長門のほうがいろいろとかわいいじゃないか、と。
みくるは最初から対象外。ただし声優さんの演技はみくるが一番と思いました。
さて、どの話の長門さんが「いちばん」いいかについて。
アニメはⅠ期の「サムディ・イン・ザ・レイン」です。
この回、DVDのジャケットが長門さんで、本編にも長門さんが延々と出ているのに、キャストのクレジットには茅原実里の名前がありません。
無口全開の長門さんは、一度も喋らないのです。
声優がいないとキャストにキャラの名前すら出ないのですね。
しかし無言でも十分の存在感を出しております。
そして謎のカーディガン。
このアニメオリジナルストーリーは、「消失」へのつながりを感じさせます。
もう一つ、アニメ・原作共通の「また 図書館に」。
それって字じゃねーか!という異論は受け付けますが、これがまた長門さんらしいと思うのですよ。観察が役目でありながらちょっと自分の願望を出してしまった長門さん。それも文字で。いいではないですか。
必要なときには存分に宇宙人パワーとスキルを使ってるのもいいところ。「射手座の日」などですね。しかも独断ではやらずに、キョンに許可を求める。リーダーはハルヒなのにキョンに許可を求めるのがいい。このあたりがとても響きました。ああそうか萌えってのはこういうことだったんだね(笑)。
萩尾望都の「精霊狩り」を小学生低学年で読んで主人公の超能力者(精霊狩りの作品中では「精霊」)をえらい好きになっていたので、下地はあったんでしょうね。
というわけで、ビジュアルの前に性格とか設定が気に入っての長門さんです。気に入ったキャラなので、ちまちまとグッズを買ってしまいました。
ところで、今どのくらい長門さんグッズがあるのだろう?
まず、仕事するデスクの周りが長門さんに囲まれています。
マウスパッド/壁紙/携帯液晶クリーナ/ストラップ/パソコン上のハルヒちゃん版・長門さんねんぷち。
で、持ち歩いている痛ンブラーに、携帯2台の壁紙もありますので、通算8長門さんです。
持っているけど使っていない(開封せずにしまってある)長門さんモノとしては、消失バージョン長門さん扇子、ねんどろいど、悪い魔法使いフィグマがあります。あと痛ンブラーのような自作アイテムで長門さんをプリント?した痛電車が1輌あります。
ということで、いつのまにか結構な数の長門さんモノがありますね。中でもいろいろと話題に上るのは、痛ンブラーでございましょうか。
痛ンブラーは、絵の交換ができるのがいいところなのに、かなり長門さん率が高くなっております。
長門さんだけで5枚作っています。
これが「けんぷファーの雫様」とか、「おまもりひまりの静水久」となりますと、画像はものすごく少なくなります。
タンブラー向きの絵というのを考慮すると、長門さんくらい出回ってないとなかなかコレというものがありません。
また長門さんは「消失」の映画以外では助演の位置づけなのに、なぜか単独絵が非常に沢山あります。
例えば「白井黒子」ですとか「南春香」などは単独の絵が少なく、だれかと一緒の絵が多いです。もちろん2人以上の痛ンブラーもアリですが、そういうところにこだわりたい私たちとしてはやはり単独絵が欲しいところですよね。
そんなこんなでもちろん「消失」を見に行ったわけですが、これがまぁ泣けてしまいまして。
原作読んでるからどういう展開だかわかっているのに。映像ってすごいですわ。
泣いてもはずかしくないように一人でも見に行ったりしてましたよ。もうすぐブルーレイ発売で、家でまたウルウルしながら病院の屋上のシーンを見ることでしょう。
でも、消失の「改変後の長門さん」よりも、通常モード(宇宙人モード)の長門さんのほうが好きです。宇宙人パワーをひそかに隠し持っている長門さんじゃないと、「何かが違う」。とかいいつつも長門さんが照れながら微笑むシーンはブルーレイで何度も見直そうと思っていますけどね。
そういえば前からナゾなこと。
というのも、ハルヒの主要メンバーの中で、なぜか長門さんだけは苗字で呼ばれますよね。他の二人は「ハルヒ」「みくる」と呼ばれることが多いのに。これは何故なのだろう?どうして「有希」じゃないのでしょうか。
消失より一足早く届いたテレビ版のブルーレイを見返して、う~ん長門さんはやはりいいな~と改めて思ったのでした。
■ライター紹介
【エドガー】
鉄道、萩尾望都作品、ポール・スミス、爬虫類から長門有希と興味あるものはどこまでも探求し、脳みその無駄遣いを楽しむ一市民。そのやたら数だけは豊富な脳みその無駄遣いの成果をご披露させていただきます。