先日ツイッターにて、「グーグル検索で【塊魂】と入力するとゲームが遊べる」という投稿がバズっているのを見かけました。
「塊魂(かたまりだましい)」はバンダイナムコエンターテインメントの人気アクションゲーム。オリジナル版同様に塊を転がし、画面上の文字や画像を巻き込むことが可能というものです。
こうした隠しゲームは「イースターエッグ」と呼ばれ、実はグーグル検索には、数多く仕込まれています。ちなみに「イースターエッグ」には隠し機能もあり、代表格は「一回転」と「斜め」それぞれGoogleで検索してみてください。
■ 「スーパーマリオ」のハテナブロック
ゲームの中から最初に紹介するのは、映画のヒットも記憶に新しい、任天堂の「スーパーマリオ」。表示されたハテナブロックをクリックすることで、お馴染みのコイン音を聴くことが出来ます。
もちろん、コインや得点が飛び出るエフェクトも実装。ゲームのようにコインが出なくなることはないので、無限にコインを出し続けられる爽快感が味わえます。100回クリックすると1UP音が聴ける、というファンなら思わずニヤリとする仕掛けも。
■ 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」でソニックがスピン&スーパー化
続いてはセガの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。検索は「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ソニックザヘッジホッグ」どちらでも可。
検索結果に現れるドットグラフィックのソニックをクリックすると、ジャンプ音と共にその場でスピンする動作が見られます。
連続でクリックしていると、ソニックの体が金色に光り「スーパー化」する様子も。
しかしスーパー化すると、操作が出来なくなってしまいますので、またスピンさせたいときは再度検索しなおしましょう。
■ 「スプラトゥーン」でインクを飛ばす
ネタが仕込まれているのは歴史の長いゲームだけではありません。2015年に第一作が発売された「スプラトゥーン」の検索にも、ちょっとした仕掛けが隠されています。
インクのアイコンをクリックすると、画面に色んなカラーのインクを飛ばせるようになります。インクを連続で飛ばしていると、目が付くことも。遊びゴコロを感じる仕様ですね。
画面下の水滴のアイコンをタップすると、インクをきれいさっぱり洗い流してリセットできます。
■ 「パックマン」は実際にゲームを遊べる
バンダイナムコの「パックマン」は、なんと実際にゲームをプレイすることも可能となっています。しかも、ステージは「Google」と書かれた、ここだけでしか遊ぶことの出来ない特別仕様。
クリアするとモンスターの追尾が厳しくなり、ゲームがさらにスリリングに。昔遊んでいたという方も、遊んだことがないという方も、そのシンプルかつ洗練されたゲームシステムに、きっと夢中になるはずです。
■ 他にもたくさんの定番ゲームが遊べる
なお、この他にも「ヘビゲーム」や「マインスイーパ」など、定番のゲームも検索で遊ぶことが可能。これらは全てPCだけでなく、スマホのグーグルブラウザでも表示できるので、ちょっとした空き時間などに楽しめそう。
なお、今回本文ではゲームに関するネタに絞りましたが、隠し機能の方には冒頭紹介した「一回転」「斜め」以外に、「猫」や「犬」、「トマトまつり」といった言葉でも面白い仕掛けが用意されています。検索で普段何気なく使っていますが、さまざまなネタが隠されていたんですねぇ。
※本稿紹介のイースターエッグは2023年6月16日時点実装されているものです。後にアップデートなどで、仕様変更や削除が行われる可能性があります。
(山口弘剛)