「サクレレモン」といえばフタバ食品株式会社の人気氷菓子。特徴といえば何と言っても中に「レモン」のスライスが入っているという点です。世間にはレモン味・レモン風味……などナンチャッテの味わいはよくあるのですが、マジレモンが入っているというのはよくよく考えるととても珍しく。

 そんなサクレレモンを、忠実に再現した「サクレグミ レモン」が、ロフト渋谷店で行われたイベントにて売上部門1位を獲得するほど人気だそうです。ちょうど6月13日にアソート商品「サクレグミ レモン&パイン」184円(税抜)が新発売されているので食べてみました。

■ サクレレモンとは

 サクレレモンは、シャリシャリとした食感と果実が入った特徴的な氷菓で、1985年発売以来「フタバ食品」のロングセラー商品。何と言ってもなかに「レモン」のスライスが入っているという点は、かなりインパクトがあるのではないでしょうか。

 サクレレモンを食べるには、レモンスライスをまず発掘し……掘り起こしてから食べます。

サクレレモンをあけたところ

 ただレモンをそのまま食べるとそれなりに酸っぱいので、氷菓子部分を溶かしながら一緒に食べるのがオススメ。

サクレレモンのレモンをあげたところ

 このサクレレモンが、グミになった商品が「サクレグミ レモン」。菓子商品企画・開発・輸入販売を行うクリート株式会社と、フタバ食品とのコラボ商品として誕生し、冒頭紹介したとおりロフト渋谷店の「グミウィーク2023春」にて売上部門1位を獲得。

 そして6月13日には。今回紹介する「サクレグミ レモン&パイン」を発売。人気のレモングミに加えて、パイングミも入った、2種のアソート商品です。

 毎夏かならず食べているサクレレモンマニアな筆者としては、食べておかないわけにはいきません!食感はどうなのか、味わいは再現できているのか、非常に気になります!

■ 「サクレグミ レモン&パイン」たべてみた

 まず「サクレグミ レモン&パイン」のパッケージはというと、本家「サクレレモン」をしっかり踏襲したデザイン。思わずコンビニで手に取りたくなるような爽やかなパッケージ。迷うこともありません。

サクレレモンのパッケージと、グミ

 食べる前に、原材料を見ていきます。「砂糖」や「ゼラチン」などグミで扱う成分に加え、レモンやパインの濃縮果汁が入っている模様。

 サクレレモンのように、レモンそのものが入っているというわけではなさそうです。

サクレレモングミの裏側

 中身を取り出してみます。なるほど!サクレレモンの「レモンスライス」が模様として忠実に再現されています。しかも表面にはパウダーがまぶされ、あたかも凍っているかのようなシャリシャリとした見栄えは素晴らしい。もちろんキンキンには冷えておりません。

サクレレモングミ

 そして「パイングミ」のほうは、四角いマイクラのようなブロック型でした。

サクレパイングミをとりだしたところ

 せっかくなので、氷菓子のサクレレモンと並べてみました。並べてみると、まるで宝石のように美しい形状をしている事がわかります。本当に一種の「映え」をねらっているかのよう。

サクレレモングミとサクレレモンアップ

 では食べてみます。まずは単品で「レモングミ」から。

 うん、レモン味のグミです。さすがに「グミ」ですのでそれに相反する「シャリシャリ食感」……とまでは行かないのですが、表面にかけられた酸っぱいパウダーの影響もありザラザラとした食感。「サクレレモン」の味わいや食感を頑張って再現しているようです。

 そして「パイングミ」も食べていきます。こちらはブロック型ということもあり、レモンよりもやや弾力を感じます。味は直球表現となってしまいますが、一般的なグミのパイン味。

 本家サクレレモンは、甘さがかなり控えめなのに対し、グミのほうは甘さが強め。しっかりとした味わいを楽しむことができます。

サクレレモングミとサクレレモンをたべる

 ちなみにグミと氷菓子一緒に食べると、ひんやりした味わいの濃厚グミと、氷菓子部分のシャリシャリ食感の相乗効果が生まれ、マジで旨いです。

 いまは梅雨真っ只中で、あと一か月ほどで夏本番を迎えます。そうなると恋しくなってくるのが「サクレレモン」。仕事中や食べることができない場合など、ちょっと恋しくなっちゃった……なんて場合には、その味わいを少しでも感じることができる、「サクレグミ レモン&パイン」マジオススメです。

<参考>
渋谷で一番売れたグミ!夏に食べたくなるあのアイス「サクレ」をグミにした「サクレグミ レモン&パイン」が新発売!

(たまちゃん)