無印良品を展開する良品計画は、人気シリーズの「大盛りカレー」に新商品2種を追加し、10月8日から順次、全国の店舗とネットストアで発売する。
ラインナップに加わるのは「和出汁と牛肉の大盛りカレー」と「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」で、いずれも1食300グラムの食べ応えあるサイズとなっている。
同社が販売する大盛りカレーは、昨年1年間で「素材を生かした牛ばら肉の大盛りカレー」が「素材を生かしたカレー バターチキン」に次ぐ販売数を記録するなど高い人気を誇っている。
今回はそのシリーズを拡充し、ボリュームと味わいの両面で満足感を追求した。
新商品の特徴は、一般的に買い手が限られている月齢30か月以上経過した牛肉を有効活用している点にある。肉質が硬いとされるこの牛肉は、レトルト食品の高温高圧工程によって柔らかく仕上げられ、旨みを存分に引き出した。
「和出汁と牛肉の大盛りカレー」は、鰹節や利尻昆布、鯖節を丁寧に炊き出し、宗田鰹節の粉末を合わせた和風仕立てで、牛肉の旨みと出汁の香りが調和する味わいが特徴。辛さは6段階中2にあたる。
「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」は、牛肉と玉ねぎ、セロリ、人参を香ばしく焼き上げ、トマトやチキンエキスと煮込んだデミグラスソースで仕上げた一品。玉ねぎ、人参、キャベツ、白菜などの香味野菜の切れ端を活用してブイヨンに加工し、食品ロス削減にもつなげながら、カレーに深いコクと旨みを加えている。濃厚で奥行きのある味わいが特徴で、辛さは6段階中3となっている。
価格はいずれも税込390円。「和出汁と牛肉の大盛りカレー」は10月8日から、「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」は10月15日から販売される。