タイ王国中部のリゾート地フアヒンのビーチで、社員旅行で訪れていた日本人男性約30人が、泥酔して集団全裸となり問題となっていた件で、東京のIT広告業・株式会社DYMが3月10日、公式サイトに謝罪文を掲載した。
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DYMはこの件について「旅行先の解放感でタガが緩み、深く考えることなく、タイ王国の国民の方々の名誉感情を害する行いに至りましたこと、深く反省し、心よりお詫び申し上げます。」と謝罪。また、再発防止についても約束している。
同社が社員旅行を行ったフアヒンは、タイ国民が敬愛する王室の宮殿があり、国王が一時静養していたことでも知られている。国民には大切に思われている場所であり、日本人の感覚としては聖地に近いものがある。
3月5日、そんな場所で全裸になり騒いでいる日本人がいるとして、現地の人が写真をSNSにアップし問題が明るみになった。タイ国内では批判の声が高まり、観光・スポーツ大臣が再発防止を呼びかける事態に発展。日本でも8日に報じられ大騒ぎとなっていた。なお、SNSへの投稿者は当初騒いでいるのは中国人としていたが、後に報道で日本人と知り中国人に対し謝罪している。