小さい頃から一緒にいたぬいぐるみがヨレヨレになったり破れて中の綿が出てきてしまったり……でも絶対に捨てたくない!けど自分じゃ治せないし、困り果てている──。
そんな人たちの救世主的存在『ぬいぐるみ健康法人もふもふ会 ぬいぐるみ病院』がものすごい勢いで話題になっています。
ぬいぐるみ病院は、ぬいぐるみ専門店フモフモランド(楽天店)の株式会社こころが運営。大事なぬいぐるみを入院させて“治療”してくれるそうなんです。
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愛されたぬいぐるみほど抱きしめられた回数が多くて綿やせしやすく、また長い間可愛がることによって破れやほつれなどメンテナンスが必要になってくることが多いそうです。
だからと言って「同じぬいぐるみに買い換えるのは忍びない」というお客さんが多かったことからつくられたそうです。
さて、そんなぬいぐるみ病院への入院方法は、まず患者であるぬいぐるみの種類、サイズ、おおまかな症状を書いたメールを写真と一緒に「問診票希望」の一文を添えて病院宛に送ります(平日10時~17時までなら電話でも受付可)。
病院から問診票が送られてきて細かい情報を記入したらリボンなどで「うちの子じるし」をつけたぬいぐるみを「フモフモランドぬいぐるみ病院」宛てに送り出します。
到着したら、送り出した家族が心配しないよう、入院中のようすをメールで知らせてくれるそうです。ちなみに執刀医の先生は「いのの先生」というおそらくイノシシのぬいぐるみ。そして、所属ナースとインターンは8モフもいるそうですよ!
基本的に入院期間は3週間。
退院のお知らせメールが再び写真と一緒に届き、処方されたお薬やお手紙などと一緒に帰ってくるそうです。めちゃくちゃ手厚い対応に、思わずうるっときてしまうレベルです。
入院費用については、基本料金がフモフモランドでお迎えした子については旅費のみで税別600円。その他でお迎えした子はベッド代、看護料、オペ費用などと旅費で合わせて税別3900円となり、それに加算して綿の入れ替えやシャンプーなどのエステコース、ビーズ袋再生手術などが選べるそうです。
大事なぬいぐるみとはいつまでも一緒にいたいものですよね。大事な“モフモフ”の治療が必要な方は、ぜひかかりつけ病院として利用してみてくださいね!
(文:大路実歩子)