週刊少年ジャンプで連載中の漫画『銀魂』の実写映画化が発表されましたが、発表と同時にオープンした公式サイトが「凝っている」と早速話題になっております。
どうして話題かと申しますと、一回アクセスしただけでは分かりづらいのですが、更新する度トップのデザインが変わるという仕組み。一昔前の個人HPのようなデザインから、ハリウッド映画風のデザインまで調べてみたところどうやら6種はあるようす。
ネットでは「凝っててすごい」「くそわろた」「昔のホムペ風好き」といった声が上げられています。
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実写映画の主人公は小栗旬さん(坂田銀時役)。監督は『勇者ヨシヒコ』『HK 変態仮面』を手がけた福田雄一監督とのこと。公開時期は2017年となっており、スタートダッシュでの凝った演出に作品での「本格的悪ふざけ」にも期待が集まります。
また実写映画化発表では珍しいことに、批判の声がネットでは少ない状況。理由として原作者である空知英秋さんのコメントをファンが受け入れたためと思われます。
▼空知英秋さんコメント
メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。原作の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。
■ファン「コケてもアニメが美味しく料理してくれるならOK!」
銀魂はそもそも近年珍しいほど潔い問題作。パラレルワールドの江戸を舞台にしたギャグとアクションも取り入れた痛快エンタテインメント作品ということになっていますが、「ギャグ」の部分には、パロディはじめとし、時事要素を取り入れたり、さらにはお下品要素も満載の作品。
その原作をそのまま引き継いだアニメ版はBPOにクレームが行くなんてしょっちゅう。ファンからは「銀魂アニメはBPO入りするまでがオチ」とまで言われている作品です。
そんな濃い原作をもつ本作が一体どこまで忠実(盛大に悪ふざけるか)にやるのか。怒られない程度どこまでギリギリ攻めるチキンレースを見せてくれるかにも大きな注目が集まっています。
またもし映画がコケたとしても「アニメや原作でネタにするんでしょ?」「コケてもアニメが美味しく料理してくれるならOK!」とポジティブな意見が多く、「コケたらコケたでどんとこい」という姿勢でファンは見守っているようです。
※画像は映画『銀魂』公式サイトのスクリーンショットです。