萩尾望都の漫画『ポーの一族』を原作にした、宝塚歌劇団花組によるミュージカル作品千秋楽の模様が、全国各地、香港、台湾の映画館でライブ・ビューイングされることが決定した。「宝塚歌劇 花組東京宝塚劇場公演『ポーの一族』千秋楽 ライブ中継」として上映される。
『ポーの一族』は、1972年に「別冊少女コミック」に1作目を発表以来、少女漫画の枠を超え幅広い層の読者に愛されてきた、萩尾望都による不朽の名作。そして、作品に魅了された宝塚歌劇団・演出家の小池修一郎が、1985年に「いつか舞台化させて欲しい」と申し出て以来、30年余の時を経てついに舞台化が実現したもの。
本拠地、兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場では2018年1月1日より公演が行われ、永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”に加わった主人公・エドガーが、アランやメリーベルを仲間に加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けるゴシック・ロマンの世界を、「宝塚歌劇だからこそできた」と言わしめるほどの圧倒的美しさで再現している。
各地の劇場にライブ中継されるのは、2018年3月25日に上演される、東京宝塚劇場公演『ポーの一族』千秋楽。15:30開演(開場時間は各劇場によって異なる)で、チケットは4,600円(全席指定/税込)。チケット先行抽選販売は1月27日11時~2月19日(月)12時まで行われ、一般発売は3月10日11時~3月23日12時にかけて行われる。
【公演】
ミュージカル・ゴシック 『ポーの一族』
原作/萩尾 望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス)
脚本・演出/小池 修一郎
【出演】
宝塚歌劇 花組
明日海 りお 仙名 彩世 ほか
(C)宝塚歌劇団 (C)TAKARAZUKA Creative Arts