おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

超スーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ」選抜総選挙に「選挙は得意!」と豪語するShi☆Cho参戦 目指すはセンターか!?

update:

 超スーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ」のセカンドシングルがこの夏発表決定しました。しかし、彼らは総勢60体からなるマネキン軍団。このためセカンドシングルへの出演をかけた、神セブンならぬ「鑿(のみ)セブン」を決定する選抜総選挙が行われています。

  •  「GINZAN BOYZ」のメンバーは普段、兵庫県・生野銀山の坑道でかつてのようすを紹介するのがお仕事。生野銀山は開坑して1200年ほどの歴史があるとされ、昭和48年(1973年)に閉山されるまでに掘り進められた坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達しています。

     そして昭和49年(1974年)からは史跡・生野銀山として公開。今やスーパー地下アイドルとして活躍するメンバーらは、各ポジションで時代ごとの坑内作業を再現しています。ちなみに電動でガクガク動くメンバーもいます。

     ただし、マネキンモデルが若干古いためか……、場所が暗くてひんやりするためなのか……ある意味COOLな雰囲気を醸し出しており、そこでその空気を払拭するために、2017年にスーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ」としてアイドルデビューを果たしました。

     デビューシングル「ギンギラ銀山パラダイス-GGGZPDS-」は、YouTubeで11万回再生を突破。公式ツイッター、Instagramともに着実にフォロワー数を伸ばしており、かつては人気もまばらだった彼らのホームステージ史跡・生野銀山は少しずつ活気を取り戻しつつあるそうです。

     5月26日から開催されている選抜総選挙では、スペシャルサイトが開設されています。サイトでは60体全てのマネキンたちが「選挙ポスター」を公開し自己アピールにいそしんでいます。

     また、この選挙には1名の緊急参加も決定。「選挙は得意!」と豪語するShi☆Choが出馬表明をしています。ちなみにShi☆Choの正体は、生野銀山がある兵庫県朝来市の多次勝昭(たじ かつあき)市長。デビュー曲のときにもしれっとPVに登場していましたが、今回は正々堂々メンバーの座を狙いに来ています。

     選挙ガチ勢のShi☆Choの参戦で一波乱ありそうな予感ですが、投票は、本拠地・生野銀山、スペシャルサイトでのWEB投票、そしてShi☆Choのお膝元、朝来市役所生野支所で行えます。

     セカンドシングル出演をかけ選抜総選挙を制するのは一体誰なのか!?投票は6月15日まで行われます。

    ※初出時セカンドシングルを「発売」と表記していましたが、正しくは「発表」の誤りでした。訂正しお詫びいたします。

    (宮崎美和子)

    あわせて読みたい関連記事
  • 尼崎の珍スポット 頭蓋骨の博物館「シャレコーベ・ミュージアム」が閉館危機
    社会, 経済

    尼崎の珍スポット 頭蓋骨の博物館「シャレコーベ・ミュージアム」が閉館危機

  • そこはわさビーフ・クラスタたちの夢の楽園。兵庫・朝来の「ヤマヨシ直売所」に行ってみた。
    グルメ, 話題・知識

    そこは「わさビーフファン」たちの夢の楽園 兵庫・朝来に爆誕した「ヤマヨシ直売所」…

  • 神戸・元町にあるお肉屋さん「森谷商店」の揚げ物はめっちゃうまいで!
    グルメ, 商品・サービス

    神戸・元町にあるお肉屋さん「森谷商店」の揚げ物ってめっちゃうまいんやで!

  • 辻川山公園の逆さ天狗が「帰宅拒否」 小屋に戻れなくなった原因は…… 
    インターネット, おもしろ

    辻川山公園の逆さ天狗が「帰宅拒否」 小屋に戻れなくなった原因は……

  • 甲子園球場前の吉野家はタテジマ。「タイガース吉牛」のオリジナルメニューを食べてきた。
    グルメ, 話題・知識

    阪神甲子園球場前の吉野家「タイガース吉牛」の限定メニュー「六甲おろし牛丼」

  • 「ガジロウ2.0」に向けて。「OGAFES」に行ってきた。
    イベント・キャンペーン, 経済

    イベント目玉のレースは「出場レーサー65歳以上」 兵庫県福崎町で行われた「OGA…

  • 没後1周年を前に。ガジロウ生みの親の追悼イベント「OGAFES」が開催へ。
    イベント・キャンペーン, 経済

    没後1年を前に ゆるくないゆるキャラ「ガジロウ」生みの親祈念イベント開催

  • コスパの良さが三都の魅力。京都・大阪・神戸の「圧倒的アドバンテージ」に注目。
    社会, 雑学

    固有の面白さが三都の魅力 京都・大阪・神戸の「圧倒的アドバンテージ」に注目

  • 関西ではなつかしのお菓子「ぽんせん」を食す。
    グルメ, 作ってみた

    サクサク食感の素朴な味わい 関西ではなじみのお菓子「ぽんせん」って?

  • 兵庫のソウルフードパン「アベック」
    グルメ, 商品・サービス

    パン大好き兵庫ではおなじみ しかし全国的にはローカルな菓子パン「アベック」

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる
    エンタメ, 映画

    「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる

  • ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設
    企業・サービス, 経済

    ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設

  • 嵐・四宮社長が偽アカウント多発に注意喚起 「来年のツアー用新アカウントの予定もなし」
    エンタメ, 芸能人

    嵐・四宮社長が偽アカウント多発で注意喚起 「来年のツアー用新アカウントの予定も現…

  • カレーシチューに、フレンチサラダ、本当にまずかった脱脂粉乳他(2300円)
    イベント・キャンペーン, 経済

    昭和の“たのしい給食”が期間限定で復活 脱脂粉乳まで再現した「絶滅危惧食フェア」…

  • 新商品「うまかっちゃん<濃厚新味 あごだしとんこつ>」
    商品・物販, 経済

    焼きあごの香ばしさと細カタ麺の共演 「うまかっちゃん<濃厚新味 あごだしとんこつ…

  • 北海道産のチーズを2種類使った秋冬限定フレーバー「かっぱえびせん 北海道Wチーズ味」
    商品・物販, 経済

    北海道産チーズのW使い!「かっぱえびせん 北海道Wチーズ味」がこの秋登場

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト