スマートフォンの充電器用コード、もうちょい欲しい、足りないけど、使わない時は邪魔になる……。そんな人に朗報な、工業用コードリールのミニ版デザインが密かな人気となっています。

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　このミニサイズの工業用コードリールこと「USB充電器用コードリール」（3800円～4980円）、実は全てハンドメイドなんです。作っているのは、以前「こたつ充電ケーブル」を作って注目を集めた、兼久商店の唐繰屋九太郎さん。材料はと言うと、ドラム側板には缶詰の蓋の部分を使用。なお、このコードは延長するだけのコードなので、本体やコンセント側に繋ぐ充電コードは別途必要になります。

　材料が缶詰の蓋であるだけに、これを作り始めてからというもの、九太郎さんは毎日みかんの缶詰とミニサイズ用としてコーンの缶詰を食べているとの事。材料収集そこからなんだ……。ぶっちゃけ、そんなに毎日食べてて飽きませんか？と聞いてみたところ、「特にノルマを課してる訳でもないので大丈夫w　みかんはおやつ。コーンは料理にぶっ込んだりそのまま食べたり」との話。飽きずに食べて、材料も集まるのならそれでもいいのか、と一人勝手に納得。


　実はこのコードリール、8月くらいから制作し始めたところ、ネット上でじわじわと人気となり、今ではほとんど売切れ状態。ハンドメイドで、しかも材料も限られている事から量産はなかなか難しい様子。しかし、ファンも結構いたりして、ツイッターで販売告知をすると、販売開始すぐに売切れとなってしまう程。

　確かに、普段使わない時はリールを巻いておけばいいわけだし、コンセントからだいぶ離れていても、これがあれば割と何とかなっちゃうので利便性は高そう。しかも色も赤だけではない様子。つい欲しくなってしまいます。

　現在は、自作販売サイトを「BASE」で出店。いつ再入荷するかは、ツイッターで随時情報を更新しているので、気になった人はツイッター「唐繰屋九太郎@兼九商店(一応公式)」を小まめにチェックしておくといいですよ。他にも昭和レトロなiPhoneケース「iPhone用ハードカバーケース「リンゴ印」」（ケース2000円/データ450円）も販売中。

　ちなみに、こたつ線ケーブルは、あの赤いこたつ線柄のケーブル自体が入荷が困難と言う事で、一旦非公開になっていますが、まだ諦めてはいないとの事。こちらも大人気商品なので、入荷の目途が立つといいのですが……。

＜記事化協力＞
唐繰屋九太郎@兼九商店(一応公式)さん（@mazdaneko ）

（梓川みいな）