海外旅行でトラブルは付きものですが、渡航先でスマホを失くしてしまったら、あなたは冷静でいられるでしょうか?若者に絶大な人気を誇るアーティストのLiSAさんが5月28日、フランスなどへの旅行中にiPhoneを紛失してしまったそうです。

 LiSAさんはこの日、自身のTwitterで「業務連絡。iPhone無くなった」とツイート。すると、ファンから心配の声が多数よせられましたが、「カメラで写真撮っててよかったーー。お財布とパスポートとアイパッド持っててよかったーーー」と、前向きに発言。そして、心配しているファンに「全部凍結したから大丈夫」と伝えると、「命があるから大丈夫。思い出は心の中にあるから大丈夫。さよなら電話」と、ファンにも自分にも言い聞かせるようにツイートしました。

 このツイートに、ファンも「LiSAが無事で良かった」「また新たに思い出みんなで作っていきましょう」と、安心した様子。さらに、「素早い対応、流石りっちゃん」「素早く正しい判断だね」と、LiSAさんの冷静な判断と対応を称賛する声も上がっていました。

 ちなみに、LiSAさんのように海外で携帯会社を紛失してしまった場合はどうしたらいいのか?各社では、海外でスマホの失くした時の対処法をホームページで紹介してります。

<docomoの場合>
 紛失や盗難された後に発生した通話&通信料も自身の負担になるため、「ドコモのケータイを失くしてしまったら、海外でご利用になれない機種であっても現地から速やかにドコモまでご連絡いただき、利用中断の手続きをとってください」と促しています。

 海外でドコモのケータイからかける場合は「+81-3-6832-6600」をダイヤル後、音声ガイダンスにしたがって番号を選択。一般電話などからかける場合は、滞在国の国際電話アクセス番号をダイヤルし、「81-3-6832-6600」とダイヤル。その後は前述と同じです。パソコンの場合は、「My docomo」にログインして、利用中断の手続きを行ってください(手続きには、dアカウントが必要です)。

▼海外で、ドコモの携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?
http://faq.nttdocomo.co.jp/faq/p/detail.do?seq=508240
▼海外からのお問い合わせ先
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/support/os_inquiry.html#p01

<SoftBankの場合>
 ホームページで、「一時的に回線を停止するお手続き(緊急停止)については、My SoftBankや、お電話でお手続きできます」と、アナウンスしています。

 My SoftBankでの手続きは、インターネットから紛失した携帯電話番号でMy SoftBankにアクセスし、対象の電話番号を確認し「変更」を選択。さらに、「回線停止する電話番号」を確認して「停止」を選択。そして、「回線停止・解除の受付完了」と表示されれば、回線の停止が完了です。電話での手続きの場合は、国内や海外の利用に関わらず、ソフトバンク国際コールセンターでのみ手続きができます。受付時間は24時間で、ソフトバンク携帯電話からは、「+81-92-687-0025」とダイヤル。その他の電話からははじめに国際電話アクセス番号を入れて「81-92-687-0025」とダイヤルし、手続きを行ってください。

▼海外で携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?
https://www.softbank.jp/support/faq/view/10168

<auの場合>
 au携帯電話が日本国内専用タイプであっても、au携帯電話に差し込まれているauICカードは、別の携帯電話に差し替えて利用される可能性があるため、「弊社まで速やかにご連絡いただき、通話停止の手続きをおとりください」と注意喚起しています。

 海外からauへ連絡する場合は、au携帯電話からは「+81-3-6670-6944」をダイヤル。または国際アクセス番号を入れて「81-3-6670-6944」をダイヤルすればつながります。これは一般電話からの場合も同じです。

▼海外での盗難・紛失について
https://www.au.com/information/notice_mobile/global/
▼海外からのお問い合わせ番号
https://www.au.com/mobile/service/global/inquiry/

 現地で紛失届けを出すのも一つですが、まず紛失したことで大事な携帯電話が悪用されないよう、上記のような案内があることを知っておくといいかもしれません。

 それにしても、海外で突然携帯電話を紛失してしまったLiSAさん。その後「いろんな出来事が旅にはつきもの。その時のどんな大事件も、振り返れば長い長い旅の大事な1ページ」と話し、「自分のものは、自分で守る。守りきれなかった時はその先どうやったら守れるか考える」と、自身の考え方を綴っていました。LiSAさんのこのポジティブな思考は、ぜひ見習っていきたいですね。

<出典・引用>
LiSAさん(@LiSA_OLiVE
※画像はLiSAさん公式Twitter(@LiSA_OLiVE)のスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)