ホラー映画の巨匠・清水崇監督の最新作、映画「犬鳴村」(2020年2月7日公開)の主演に、女優・三吉彩花さんが抜擢されたことがわかりました。主演情報解禁とともに、コメント&場面写真も、9月3日に解禁されています。

 清水監督と言えば、日本人前人未到の全米初登場第1位を2度も獲得するという快挙を達成した、世界が認めるJホラーの第一人者。そんな清水監督が新作映画の舞台に選んだのはネットなどで最凶心霊スポットと噂される「犬鳴村」。地図にも載っておらず、ダム湖に沈んだとも、村人たちによって隠ぺいされているともいわれている伝説の村です。

 「犬鳴村」は、福岡市内からそう遠くなく、幹線道路からも離れていない場所に“あるはず”にも関わらず、実際にその痕跡を見た人はいません。ただ分かっているのは、「旧犬鳴トンネルの先にある」と言われていることだけ……。

 「呪怨」シリーズで知られ、ハリウッドが認めたホラー映画の旗手「清水監督」と、常に恐怖体験では名前があがる「犬鳴村」。完成前である2018年11月に開催された「アメリカン・フィルム・マーケット」(AFM)で、海外セールスがスタートするやいなや、10カ国以上の驚異のプリセールスが決定。ホラー界における夢のタッグに、世界からも注目が集まっています。

 そんな注目作で栄えある主演を務めるのは、今季大注目の女優・三吉彩花さん。ファッションモデルとしてキャリアをスタートさせながら、アイドルとしても注目され、のちにCMやテレビドラマ、映画と大活躍。2019年夏に公開された映画「ダンス・ウィズ・ミー」では主演に抜擢され、レッドカーペットデビューを果たしました。

 その彼女が今作では、不思議と昔から霊が見えてしまう臨床心理士・森田奏を熱演。伝説とされている犬鳴村に、奏の兄・悠真と彼女の明菜が足を踏み入れたことから不可解な事件に巻き込まれていきます。

 初解禁された場面写真は、三吉さん演じる奏が、恐怖に慄く顔をとらえた4枚となっています。奏の周りで次々に起こる事件、それらは果たして幻想なのか、現象なのか……。そして、犬鳴村に隠された秘密とは一体?

 清水監督はファンに向けて「踊らず、笑顔もない、新しいホラークイーンをご覧ください」とコメント。そして、清水監督からホラークイーンと呼ばれた三吉さんは、「観てくださる皆様の心が動く作品になっているのではないかと思います」と話しました。

 また、こんなにリアルなホラー映画は初めてで、清水監督とディスカッションしながらの濃い1か月間の撮影になったという三吉さんは、「映画館でたくさん怖がって頂きながらも、物語のストーリーを楽しんで頂けたらと思います」と、ファンの人たちに語っていました。

(c)2019 「犬鳴村」製作委員会
情報提供:東映映画宣伝部

(佐藤圭亮)