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アメリカ海兵隊 新型水陸両用車ACVを追加発注

 アメリカ国防総省は2019年10月29日付発表の契約で、アメリカ海兵隊用の新型水陸両用車ACVを30両、総額約1億1993万8228ドル(約130億4000万円)でBAEシステムズ・ランド&アーマメンツLPに追加発注しました。ACVの発注は2018年12月6日付発表の契約に続く3回目です。

  •  ACV(Amphibious Combat Vehicle)はアメリカ海兵隊で1970年代から使われている水陸両用車、AAV7の代替として採用された水陸両用車。AAV7と同じく装甲兵員輸送車(APC)ですが、上陸後の迅速な部隊展開を可能にするため、装軌式のAAV7とは異なり、8輪の装輪装甲車となっています。陸上での最高速度は時速105km。


     2019年現在、初期の低能率生産(LRIP)体制に入っているACVですが、今回の発注はロット1、ロット2に続く3度目のもの。どれもが兵員輸送用のACV-P(PはPersonnelの頭文字)と呼称される仕様です。

     BAEシステムズのジョン・スィフト水陸両用車プログラム・ディレクターは、今回の契約を受け「この発注は、これまで納入してきたACVについて、米海兵隊が任務に適合していると評価し、信頼を置いているという証です。ACVは高い機動性と生存性、そして発展性に富んだプラットフォームであり、将来の幅広い任務に対応できる車両です」とコメントしています。

     ACVは兵員輸送仕様のACV-Pのほか、指揮統制車(ACV-C)や30mm砲塔付き(ACV-30)、救援仕様(ACV-R)などのバリエーションモデルも開発が発表されています。本格的な量産体制に移行すれば、これらのモデルも登場し、部隊に配備されていくことでしょう。

     今回の発注分30両は、ペンシルベニア州ヨーク(全体の80%)、サウスカロライナ州エイキン(全体の15%)、カリフォルニア州サンノゼ(全体の15%)、ミシガン州スターリングハイツ(全体の5%)、バージニア州スタッフォード(全体の5%)にある事業所で製造が行われます。すべてが納入されるのは2022年1月を見込んでいます。

    <出典・引用>
    アメリカ国防総省 プレスリリース
    BAEシステムズ プレスリリース
    Image:BAE Systems/USMC

    ※初出時、「Parsonel」と記載しておりましたか所は、正しくは「Personnel」です。訂正してお詫びいたします。(更新11月5日10時45分)

    (咲村珠樹)

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