NHKで1970年から20年間放送された人気番組「できるかな」と、「おかあさんといっしょ」内のコーナーで、1982年から10年間放送された「にこにこ、ぷん」のキャラクターを、サンリオがデザインプロデュースすることが決定しました。

 「できるかな」は、主人公のノッポさんが、身近な素材を使って色々なもの(服、海、お化け、ロボット、乗り物、動物、家など)を作って、相棒のゴン太くんを驚かせたり、ゴン太くんと一緒に遊んだりする内容で、テレビの前の子供たちから絶大な人気を得ました。

 一方の「にこにこ、ぷん」は、「おかあさんといっしょ」内で放送された人形劇で、にこにこ島を舞台に、じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりが、ともに笑い、ときにはけんかをして泣き、またあるときは冒険をしたりする、勇気と友情あふれる物語。20 代後半以降の人で、じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりを知らない人はいないのではないかと思うくらい人気がありました。

 どちらもNHKを代表するような子供番組ですが、「できるかな」が2020年に放送開始50年、「おかあさんといっしょ」が2019年で放送開始60周年を迎えました。今回は、それを記念したコラボで、NHKの番組で活躍したオリジナルキャラクターをサンリオがデザインプロデュースすることは今回が初めて。番組を見ていた 20代後半から30代の女性に向けた商品展開を予定しているとのことです。

 「できるかな」サンリオデザインプロデュースでは、身近なものを駆使して作品を披露するノッポさんと相棒のゴン太くん、そして工作するときに使う道具をデザイン。デザインは、ノッポさんとゴン太くんの可愛らしさを表現したものと、クラフトペーパーの上に色数をおさえシンプルに表現した2種類があります。

 「にこにこ、ぷん」サンリオデザインプロデュースは、じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりを可愛らしくデザイン。さらに3キャラクター以外にも、番組に欠かせない存在だった「かしの木おじさん」や「はなばなガールズ」も!色味を淡くシンプルに表現したものや、トレンドのレトロな世界観をポップに表現したデザイン、キャラクターの放送当時の世界観をそのままデザインしたものがあるとのことです。

情報提供:株式会社サンリオ

(佐藤圭亮)