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赤ちゃん時代の衣類をくるみボタンに 見るたびに思い出がよみがえると共感

 大事なわが子の赤ちゃん時代って、その当時は目まぐるしくてとても余裕がなかったりしても、数年経って当時のベビー服を見ると「そんな事もあったっけ……」なんて思い出すきっかけなるもの。あっという間の赤ちゃん時代の思い出を、大切な宝物にリメイクするという方法に、「ステキなアイディア」と共感が寄せられています。

  •  「やっとやっと娘の赤ちゃんの時の服をくるみボタン化したよー 誰が何と言おうとこれは私の一生の宝物」と、子どもが着ていたベビー服の布地を使って、大きめのボタンにリメイクした写真をツイッターに投稿したのは、1歳児の娘ちゃんの母である小鳥ちゃんさん。

     添えられた写真には、可愛らしい小箱に入ったいくつものくるみボタン。布地を金属製の台座にくるんで作るくるみボタンは、髪飾りのアクセントやハンドメイド作品などによく使われます。その中に入っているボタンは、ちびっ子が大好きな絵本のキャラクターのデザインに使われていた一部分を使ったボタン、淡い女の子っぽいベビー服だっただろう事を思わせるボタン、レース部分が使われたボタンなど、様々。

     毎日着せて、汚れた時にはすぐ取り替えて洗濯して、初めての寝返りやハイハイ、つかまり立ちの時に着せていたベビー服。1年もしないうちに着られなくなってしまうほどあっという間に大きくなって。思い出がいっぱい詰まったベビー服はつい取っておきたくなってしまうものです……。

     このくるみボタンを見た人たちからは、「愛おしすぎて涙でます」「私も捨てられずに取ってあるので作ってみたいです」「捨てられずあげられずな服が溜まっているので、いよいよスペースが…ってなったらチャレンジしたいです」などなど、同じく思い出深いベビー服のリメイクにウルっとしたり、私も真似します!という人が続々。

     このベビー服のくるみボタンリメイク、以前から度々ネットで話題になっていたのだそうですが、小鳥ちゃんさんもそれを見ていて覚えていたので、今回作った作品を多くの人に共有してもらいたくてツイッターに投稿したのだそう。

     筆者宅にも二人の娘がおり、ベビー服を上の子から下の子へと着回してきたのですが、引っ越しや色々あって既に手元にはなく……このボタンを見た時に、思わず娘たちの小さかった頃を思い出してうるうるとしていました。知っていたら、子どもをお昼寝させている間に作れただろうに……あぁ。

     このくるみボタン、100均ショップの手芸コーナーに「くるみボタンキット」などといった名前でいくつか入ったものが売られていますので、思い切って思い出の服を処分する前に作ってみると、反抗期で子どもとたちのバトルに疲れ、ささくれた時にすごく癒されるんじゃないかな……と、反抗期真っただ中の娘を横目で見ながら思う筆者なのでした。

    <記事化協力>
    小鳥ちゃんさん(@kotori20170813)

    (梓川みいな)

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  • 梓川みいな看護師(正看護師有資格者)

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    一般内科、呼吸器科、整形外科、老年科、発達障害などを得意とする。医療・介護福祉等に高反応。雑多なネタも紹介していきます。
    娘二人(ともに発達障害あり)とネコ二匹の母。シングル。

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