日本生活協同組合連合会(日本生協連)が、2021年3月3日~3月4日に全国の20歳~59歳の女性に対し実施した「春の新生活スタートに関する調査」の集計結果を3月18日に発表。子どもの新生活について、担任になってほしいアニメキャラでは、ドラえもんが第1位となりました。
日本生協連では、新生活がスタートする春にインターネットを通じ、全国の20歳~59歳の女性を対象に「春の新生活スタートに関する調査」を実施。有効回答数1000サンプルからなる調査結果を発表しました。
我が子の進級・進学のタイミングは、成長を感じると同時に新たな環境に対応できるのか、母親としては気になるところ。特に1年間クラスを担任する教員に対しては、我が子の成長を良い形で促してほしいと期待するものです。
そこで、もしアニメキャラが我が子の担任になってくれるなら、誰になってほしいですか?という質問をし、回答を集計。その結果、ドラえもんが88票を集めてトップとなりました。
ドラえもんはセワシに依頼され、22世紀からセワシの先祖にあたるのび太の運命を変えるべくやってきたネコ型ロボット。のび太に対し、友達のように接しつつも、時には先生のように教え諭す場面があることから、親しみやすく我が子を導く存在だというイメージがあるのかもしれません。
第2位には44票を集めたアンパンマン。そして1票差の3位に「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎が入りました。4位にも煉獄杏寿郎(23票)が入っており、ブームの影響はこんなところにも。
また、ちょっと懐かしめの作品からは「SLUM DUNK」の安西先生(10票)が9位にランクイン。「諦めたらそこで試合終了ですよ」の名セリフで知られますが、かつては鬼監督として名をはせた存在で、要所では往時を思わせる圧力で桜木花道らを圧倒することもあるだけに、ただ穏やかな人という訳ではありません。
ベスト10の顔ぶれを見ると、3・4位の「鬼滅の刃」をはじめ、6位に「ONE PIECE」のルフィ、7位タイに「呪術廻戦」の五条悟、9位の安西先生、10位に「銀魂」の坂田銀時と、週刊少年ジャンプ掲載作品が原作のアニメが目立ちます。ママ世代においても、ジャンプ作品人気をうかがわせる調査結果といえそうです。
情報提供:日本生活協同組合連合会/データ出典:日本生協連調べ
(咲村珠樹)