ある日スーパーへと買い物に行ったら「うにバター」なるものを発見。その後もコンビニで大量に売られているのをみて気になって気になって仕方なくなってしまいました……。誰かの推し商品なのかな?
パッケージを見てみると、うにバターがのったご飯やうにバターをからめたパスタの写真が掲載されており、確かに美味しそう。
これは「お店がたまたま大量発注してしまった」パターンじゃなく、「店員さんが食べて気に入ったので推してみた」というパターンだとピピーンときましたね。
試しに買っていろんな食べ方に挑戦してみました。ちなみに筆者購入価格は税込613円です。
■ 発売日は2022年4月1日……1年間も存在にきづいてなかった……
帰宅してから商品についてまずはしらべてみました。報道向けに発表されているプレスリリース(報道資料)を漁ってみると……あった!
この「うにバター」は「うにバター 95g」というのが正式名称で、大阪府豊中市にあるマリンフード株式会社より2022年4月1日に発売されています。マリンフードは「簡単塗るだけブレンドスプレッドシリーズ」を展開している企業。
筆者はマリンフードという名はしりませんでしたが、「簡単塗るだけブレンドスプレッドシリーズ」の「ガーリックマーガリン」や「たらこスプレッド」などの商品自体は何度もみたことがありますし購入したことが何度も。「うにバター」に対し、「うまそう」という予感が「これは絶対うまいやつだ……!」という確信にかわりました。
とはいえ、うにバターを見かけるようになったのは最近になってのこと。発売から約1年もたっているのに?と疑問もわきましたが、じわじわ人気となり徐々に販路を広げている最中なのかもしれません。
■ 「うにバター」の商品パッケージをチェック
買ってきた商品のパッケージをよく見てみると、側面にも調理例の写真があり、「タラのソテー~うにバターソース添え~」「マッシュルームのうにバター焼き」「海鮮ちらし寿司」などが掲載されています。様々な応用ができるようで楽しみです。
原材料にはバターの他に、「うに調味料粉末」「混合うに」や「ホタテエキスパウダー」「カツオエキス」なども。これは魚介の風味も味わえそうな予感。期待が膨らみます。
内容量は商品名にあるとおり95g。栄養成分表示には100g当たりのエネルギーは602kcalと書かれています。
■ 開けてみると……チーズに似たニオイ?
箱から取り出してフタを開けると、中身はうにの色をしたバターという感じ。なんだかチーズに似たニオイもします。
今回うにバターに合わせるため用意したのは、「クラッカー」「パスタ」「ご飯」の3種。それぞれにのせて食べていきます。それでは、いただきます!
■ 全部アリだけど、「うにご飯風」は好みが分かれるかも
まずはクラッカーにのせてパクリ。ほんのりうにの風味はするものの思っていたほど「うに感」は強くありません。磯風味が強かったらクラッカーにはあわないかなぁ、と実は心配していましたが無用でした。
とにかく食べやすいです。クラッカーの塩味ともマッチしていて、サクサク食べてしまいます。これはおやつにもってこいだ!
続いてはパスタ。ボイルしただけのパスタの上に、うにバターをたっぷりのせていきます。温かいパスタにのせると、すぐに溶けだしてきて美味しそうだ!
パスタに絡めると当たり前ですが、うにがのっているわけではないので「うにパスタ」というよりも、見た目はうにソースを絡めたパスタのようになります。しかし、食べてみるとヤバいです!
ホタテエキスパウダーやカツオエキスが効いているのか、うにと魚貝のパスタを食べている感覚。もちろん、うにや魚貝の食感はありませんが、これはいくらでも食べられます。
最後は「うにご飯風」にして。ほかほかのご飯の上にのせると、パスタの時と同じように溶けだして、ご飯に浸透していきます。一口食べてみると、ほんのりうにの風味を感じてご飯との相性も良いです。
個人的な感想ですが、味わいはうによりもバターを強く感じるため「うにご飯」というよりも、塩味が効いた「バターご飯」といったところ。本物の「うにご飯」の味わいを期待すると、ちょっと違う、と思う人はいるかもしれません。しかしながら、筆者的にはこの食べ方はアリでした。大アリ!
ごちそうさまでした!どれも美味しくてすべて完食。好みもあると思いますが、3種類の中で記者が一番美味しく感じたのはパスタでした。うにバターはまだたっぷり残っているので、今後もいろいろな食べ方を試してみたいと思います。
<参考>
マリンフード株式会社 2022年3月3日発表プレスリリース
(取材・撮影:佐藤圭亮)