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短歌バトルにクイズも?ネット短歌企画者があつまる「短歌の日」スタート 5月7日までTwitterで開催

 ネットの短歌企画者が集まる新しいイベントが4月7日にスタート。「短歌の日」というタイトルで、ゴールデンウィーク最終日の5月7日までTwitter上で開催されます。

 お題で短歌を詠んだり、短歌にまつわるクイズに答えたり、1時間という制限の中で1対1でリアルタイムに短歌を詠み合ったり。期間中、お祭りのようにさまざまな企画が予定されています。

  •  「短歌の日」と題された今回の企画では、短歌投稿企画や短歌クイズ、一時間限定の短歌バトル、そして最終日の5月7日にはネプリ企画など盛りだくさんな内容が予定されています。

    短歌の日

    ■ 5月7日午後5時7分7秒は「#短歌の時」

     イベントの最終日は5月7日。その日の午後5時7分7秒は特別な時間。

     なぜだかわかるでしょうか。

     そうなんです。短歌の音数は、57577。5月4日5時7分7秒はこの「57577」が並ぶ、特別な時間なのです。

     5月4日5時7分7秒から5月7日が終わるまでの時間帯を、今回のイベントでは「短歌の時(とき)」と呼び、「#短歌の時」というハッシュタグをつけて「これまであなたが詠んだ中から一首、お好きな短歌を自分で選んでツイート」してほしいと短歌の日の運営は説明しています。

    ■ 5月7日の1か月前から企画スタート

     4月7日から5月7日までの1か月間は「短歌月間」。この期間、複数の企画が同時に行われます。

    【4月7日】RIUMさんとついうたさんがコラボスタート

     RIUMさんとついうたさんは、普段からTwitterアカウントで短歌のお題を出す企画をしている企画者。どちらの企画者からも4月7日に、「#短歌の日」というハッシュタグをつけて短歌の日に参加しよう、という呼びかけがスタートします。

     「#短歌の日」のハッシュタグがつけられた短歌ツイートは別途「短歌の日note」でまとめられ、紹介されます。詳しくは「短歌の日公式サイト」より各企画者の説明を確認してください。

    【4月7日】tankalifeさん「短歌クイズ」のTwitter版

     tankalifeさんは「短歌クイズ」のTwitter版を実施。「短歌の日」のTwitterアカウント(@tankanohi)から期間中毎日短歌クイズが出題されます。

    【4月8日】イチいちさん企画の短歌バトル「イチいち」模擬試合

     まだ誰も見たことのない短歌の試合。1時間という限られた時間の中でおこなわれる短歌の競技「イチいち」。その模擬試合が4月8日の夜8時からおこなわれます。互いのうたから一語つみあう、誰もみたことのない短歌バトル。まったく新しいイベントです。いくつかの「試合」が開催される予定です。

    ■ 短歌ウィーク、短歌の日、短歌の時……と企画は続く

     さらにゴールデンウィークにあわせて4月29日から「短歌ウィーク」に突入。「#恋愛短歌同好会(toron*)」さんや、「#イヤな歌会(深水遊脚)」さんのコラボ企画がはじまります。

     そして最終日の5月7日。いよいよ「短歌の日」です。この日からネプリ企画がスタート。ハッシュタグ「#短歌の日ネプリ」をつけてツイートされた短歌作品は後日発行される短歌の日のネプリに掲載されます。ネプリとはネットプリントの略で短歌の日で制作したプリント用データをコンビニのマルチコピー機で印刷できるサービスです。

     なお、公開された企画の他にも「シークレット企画」が進行中。こちらの企画内容は短歌の日のツイッターやnoteでアナウンスされます。

    たくさんの企画が予定されているので、まずは短歌の日の公式ツイッターをフォローされることをおすすめします。

    ・情報提供:短歌の日公式
    ※アイキャッチイラスト:あかいみさん(Twitter @akai_miii)

    (深水英一郎 / Twitter @fukamie)

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    短歌や詩を書いています。『短歌の日』呼びかけ人 、短歌投稿企画『ついうた』主催 | 笹舟にちょうどよい笹にみとれて川に転落したことがあります | 基本いつでものんきです | シュークリームが好き | 日本でのCGM・フリーミアムモデルの先駆けとなるメルマガプラットフォーム「まぐまぐ」を個人で開発したため「メルマガの父」と呼ばれる。まぐまぐは Web of the Year 年間総合大賞を受賞、日本一のWebサイトとなりました | Twitter https://twitter.com/fukamie

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