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大人も夢中になる?駄菓子屋の吊りくじ風アドベントカレンダーが最高すぎる

 クリスマスを楽しむためのアイテム「アドベントカレンダー」。毎日ひとつずつ、窓の中に入っているお菓子やおもちゃを取り出すものが一般的ですが、一風変わったアドベントカレンダーを自作したのは「枕井 仗二」さん。

 X(Twitter)に投稿された写真を見ると、そこには昔懐かしい「駄菓子屋のくじ」風のアドベントカレンダーが。その名も「アドベントくじ」。や……やってみたい!

  •  大人も思わず射幸心を煽られてしまうカレンダーのアイデアを閃いたのは、以前「自宅で駄菓子屋の吊りくじを自作した」という投稿を見かけたことがきっかけ。

     過去にもアドベントカレンダーを自作しており、今年は何を作ろうかと考えていたところ、駄菓子屋の吊りくじのことを思い出し、これらを組み合わせたら面白いのでは?と考えたことから、今作が生まれました。

    子どもよりも大人が夢中になりそう

     作り方としては、紙で台紙を作ってダンボールに貼り付け、その上に駄菓子をセロテープで貼り付けて完成、と至ってシンプル。

     しかしながら、アラフォーアラフィフ世代ならば思わず反応してしまうであろう、どこかでみたことあるようなサンタクロースや、全体の色づかいから感じられるデザインも今作の魅力。「昭和の駄菓子くじっぽい雰囲気にできたと思います」と、枕井さん自身もお気に入りのようです。

     これを、毎日くじを引いて、出た番号のお菓子をもらえる、という仕組みで、景品の数は多めに50個を用意。

     2人のお子さんも、「大きいの当たった!」とか「ビミョーなのだった!」と、どれが当たるかわからないくじならではの興奮を楽しんでおり、ついには妻も「子どもだけはずるいと思う」と、一緒にくじを引いているのだとか。

    くじを引いている様子

     投稿には1万件を超える「いいね」が付き、「いいトシですがめっちゃ欲しいです」「どんなアドベントカレンダーよりもときめく」といったコメントが多数。たくさんの大人たちが、かつて駄菓子屋に足しげく通った、少年少女時代を思い出したようです。

    <記事化協力>
    枕井 仗二さん(@Dad_McFly

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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