NHK総合で8月15日に放送された特集ドラマ「太陽の子」の映画版が、2021年に公開されることが正式決定しました。本作は、戦争に翻弄される若者たちの姿を描いた物語。映画版はドラマと違った視点で描かれるといい、俳優の柳楽優弥さん、女優の有村架純さん、俳優の三浦春馬さんが出演しています。

 既に報道のとおり、三浦春馬さんは7月18日に死去していますが、生前に撮られた未公開作が幾つか残されています。ファンの間では「このまま公開されるのか」「それとも出演者死去を理由に公開されないのか」が注目され、公開を熱望する声が多くあがっていました。

 このため今回の発表を伝えた、三浦さんのTwitterアカウント「三浦春馬 & STAFF INFO(@miuraharuma_jp)」には、「来年の楽しみが増えました」「嬉しいです!」といった喜びの声から、「公開に向けてご尽力くださったスタッフの皆さまありがとうございます」「沢山のご尽力に感謝いたします」といった関係者に向けての感謝や労りの声まで数多くよせられています。

 なお、一部からは公開で利益を得ることに批判の声もあげられていますが、所属事務所のアミューズが49日にあわせて行った9月4日の発表では、次のように説明されています。

『今後、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
(三浦春馬に関するお知らせ(2020年9月4日)より引用)』

 つまり、三浦さんに関して得るアミューズの利益は今後すべて、三浦さん本人の遺志を引き継ぎ、子ども達の未来を支えること等に使用されるとのことです。

<出典・引用>
三浦春馬 & STAFF INFO(@miuraharuma_jp)
三浦春馬に関するお知らせ(2020年9月4日)
※画像は「三浦春馬 & STAFF INFO(@miuraharuma_jp)」のスクリーンショットです。

(宮崎美和子)