1月も終わりにさしかかり、普段通り仕事や学校生活に慣れて来ている頃合いではないでしょうか。
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しかし、「1月の忙しさでストレスがたまった」、「休みボケで仕事に張り合いが持てない」、そんな人もちらほら見受けられるシーズンでもあります。本稿では2月からの元気を取り戻せるかも?しれない両極端なマンガをご紹介してきます。
■『フィンランド・サガ(性)』 吉田貴司
突然ですがサウナの発祥の地をご存じでしょうか。
高温高湿度の環境で耐え、汗を流すサウナは、なんと1500年以上も前にフィンランドで生まれたと言われているんです。
そして、この日本には、そんなサウナを題材にしたマンガが存在するのです。
本日ご紹介するマンガは、サウナの日本チャンピオンが主人公の吉田貴司の衝撃作『フィンランド・サガ(性)』です。
タオルとチャンピオンベルト以外に何もまとわず、移動式サウナとともにあらゆるところに出没、「耐えろ、それが人生(サウナ)だ」という熱いハートを伝えるというストーリー。
人生模様がサウナとともに語られ、サウナ以上でも以下でもないこの作品にきっと心が動かされるに違いありません。
画像提供:http://dokuha.net/contents/fuinrando-saga
■『法の庭』原作:田原成貴 作画:能田茂
次に紹介するのは、2007年にドラマ化もされている、本格法廷サスペンス漫画『法の庭』です。
裁判官・田所。検事・天海。弁護士・小泉。主人公の3人は大学の同級生で、かつてともに司法を学んだ仲間同士。その3人が10年後に法廷で再会し、それぞれの”正義”に悩み、葛藤する、というストーリー。
弁護士のマンガってこれまでにも結構あったと思うのですが、裁判に関係する3つの職業、裁判官と検事と弁護士、この3つを同時に描いたマンガって珍しいのではないでしょうか。
同じ事件でも、検事の天海から見る視点と、弁護士の小泉から見る視点が全く逆なので、読んでる側としては「”真実”って何なんだ」と考えさせられます。
ドラマ化されるのも納得の練られたストーリー。映画を見る感覚で一気に読み終えてしまいますよ!
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