小学館が発行している漫画雑誌「コロコロコミック」(以下、「コロコロ」)。男子小学生のバイブルと言っても過言ではありません。
しかし親から「くだらない」「下品」と言われ買ってもらえず、無念な思いをした元男児も多いはず。
ところがXユーザー・プロレタリアさんは、息子さんに毎月「コロコロ」を買い与えたところ、思わぬ良い影響が出たようで……。
■ 息子に「コロコロ」を毎月買い与えてみたら「半年で喋りが劇的に面白くなった」
プロレタリアさんの息子さんは現在7歳。5歳のころから学習塾の「公文」に通い、頑張って勉強をしています。そのため語彙が豊富で、話も上手。
しかしプロレタリアさんは、喋る内容が「つまらなくて」と指摘します。
息子、5歳の時から公文やっていて凄く頑張ってるから確かに言葉はよく知ってるし話も上手なんだけど、
残念ながら喋る内容がクソつまらなくて、私は親だからそのつまらない話も聞いてあげるのだがこのままじゃ不味いなと思い、
コロコロコミックを毎月買い与えたら半年で喋りが劇的に面白くなった。
プロレタリアさんは親として、喋る内容にかかわらず息子さんを可愛いとは思うものの、小学校に上がって交友関係が広がったときに、支障が出るかもしれません。
「このままじゃ不味いな」と息子さんの先行きを危惧したプロレタリアさん。ふと思い立って「コロコロ」を毎月買い与えてみたところ、なんと「半年で喋りが劇的に面白くなった」とのこと。
いったいどんな変化があったのか、詳しくお話をうかがってみました。
■ 頑固で真面目な性格の息子さん、「コロコロ」履修前後で変わった喋りの内容
-- 息子さんはどんなお子さんなのでしょうか?
学校では良い子にしている様ですが、家の中だと暴れ回ってます。性格は頑固で割と真面目な方だと思います。
-- コロコロを買い与える以前はどんな話をしていましたか?
「コロコロ」履修前は「ポケモン メザスタ」(アーケードゲーム)や「妖怪ウォッチ」「ゲゲゲの鬼太郎」などの内容を、Youtubeとか本とか実際のおもちゃで見て、オチなく延々と喋ってました。
-- なるほど……!とにかく情報を教えてくれるタイプのお子さんだったんですね。
息子の話がつまらなくても親としては可愛いので全然構わないのです。
が、小学校とかであいつの話つまらないからと友達に思われたら可哀想だなと思い、「コロコロ」を買い与えてみたというところもあります。
-- 小学校に入ると交友関係が一気に広がりますからね……買い与えたものが「コロコロ」だったのは、なにか特別な理由があるんでしょうか?
元々「コロコロ」は買おうか買うまいか迷っていたのですが、確か当時息子がハマっていた「ポケモン メザスタ」のタグが、おまけで付いてきたのが決め手になったと思います。
-- 「コロコロ」を買い与えてからは、息子さんはどんな話をするようになりましたか?
何のことを話してるのかはよく分からない(でも多分「コロコロ」の中の漫画の何か)のですが、何かの真似をしたり、冗談を言うようになりました。
-- ちなみに「コロコロ」というと、やはり“下品”なギャグが多い印象がありますが、息子さんの口から、そういった“下品”なワードが出ることは増えましたか?
下品なワードは増えませんでした。
使うときは『何かの真似をしている感じ』で使っている感じなので特に気にしていません。
素で汚い言葉を使い始めたら流石に注意します。
* * *
息子さんを通して、「コロコロ」の思わぬパワーを知ったプロレタリアさん。
Xにて「だから私は男の子に限って言えば、『公文 x コロコロコミック』の組み合わせが最強なのではないかな?と思う」と私見を綴り、同じ年頃の男児を持つ方々へ「ぜひ試してみて欲しい」と呼びかけています。
公文で脳を鍛え、コロコロで脳をほぐす。その繰り返しで脳はより強靭にユニークに育っていく。筋トレと同じ理屈かも?と考えると、なかなか理にかなっている気がするような。
このライフハック、筆者が小学生のころの両親に届けたい、と切実に思います。
息子、5歳の時から公文やっていて凄く頑張ってるから確かに言葉はよく知ってるし話も上手なんだけど、
残念ながら喋る内容がクソつまらなくて、私は親だからそのつまらない話も聞いてあげるのだがこのままじゃ不味いなと思い、
コロコロコミックを毎月買い与えたら半年で喋りが劇的に面白くなった。
— プロレタリア (@ExploitedSide) February 10, 2025
<記事化協力>
「プロレタリア」さん(@ExploitedSide)
(ヨシクラミク)