2018年10月17日にデジタル配信でリリースされた、NakamuraEmiさんとフォルクスワーゲンのコラボレーション楽曲「相棒」。アコスーティックギターの温かくも爽やかなリフが印象的な楽曲ですが、そのMVが2018年11月2日に公開されました。ミニマルな空間ゆえに濃密な関係になる、車という存在をスタイリッシュに描き出した映像でNakamuraEmiさんの「相棒」を務めるのは、フォルクスワーゲン・タイプ3です。

 フォルクスワーゲンとNakamuraEmiさんのコラボ楽曲「相棒」は、いつも自分を温かく包み込んでくれる存在としての車をフィーチャーしたもの。実際にNakamuraEmiさんは全国のライブツアーでの移動にフォルクスワーゲンのゴルフを利用しており、その思い出を歌詞に織り込んだといいます。

 そんな「相棒」のMVにはNakamuraEmiさん自らが登場。ドライバーズシートに座るNakamuraEmiさんを優しく包む込む車は、フォルクスワーゲンが1961年から1973年にかけて製造していた、通称「タイプ3」と呼ばれるモデル。タイプ3には3種類のボディタイプがありますが、MVに登場しているのは通常のセダンタイプのノッチバックモデル。ビートル(タイプ1)と同じく、水平対向4気筒エンジンをリアに搭載しています。

 このほかThe Beetleも登場し、車と過ごす世界を彩っています。やはりビートルは、1969年のディズニー映画「The Love Bug」などのシリーズで初代のタイプ1が“主演”のハービーを務めただけあって、どことなく人格を感じさせる存在ですね。

 車が好きで20歳から乗り続けているというNakamuraEmiさん。「運転が好きなのは勿論なんですが、車は一人の時間を過ごせる貴重な空間だったりもします」と語るだけあって、歌詞にはいつも寄り添ってくれる存在としての車が描かれているように感じられます。



 今回のMVについては「楽しかった日 辛かった日 悲しかった日 明日が楽しみな日 明日が怖い日 自分と向き合いたい日。そんな日々に何も言わず側にいてくれて風や光を色々な場所から差し込ませてく れる「相棒」。人のような家族のようなそんな存在を表してくれた温かいMusicVideoになりました」と語っています。

 配信限定としてリリースされた「相棒」ですが、11月3日の“レコードの日”にちなみ、7inchアナログ盤が1000枚限定でリリースされることが決定。アナログレコードの温かみのある音質が、さらに余韻をもたらしてくれることでしょう。このほか楽曲の情報やNakamuraEmiさんのツアーフォトなどが、フォルクスワーゲン グループ ジャパンのスペシャルサイトで紹介されています。

情報提供:フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社

(咲村珠樹)