スタートトゥデイ社長の前澤友作氏が5月13日、自身のTwitterを更新。「シングルになったのは自業自得だから助ける必要ない」といった、ひとり親に対する偏見の言葉に反論のコメントを投稿した。
前澤氏は5月9日にひとり親家庭の支援を表明し、10日には「前澤友作ひとり親基金」の設立を発表している。1万人のひとり親世帯に10万円ずつ支援するという。
【 #前澤ひとり親応援基金 創設の想い】
助けたいとか、救いたいとか、そういうボランティア的なことではなくて、
シングルママもシングルパパも、
きっといろいろあった人たちなのに、
なんか逞しくてたまに弱くて人間らしくて、素敵だなーっていつも思ってるのです。(つづく)
— 前澤友作 (@yousuck2020) May 10, 2020
現在はHPを通じて15日まで応募受付が行われているが、13日10時時点で35万件の応募があったという。この数字は、前澤氏によると「全国のひとり親4人に1人」という計算で、抽選となるが「今のところ35人に1人の確率で10万円をお届けできます」とのこと。
前澤氏のこの行動はネット上で広く話題となり、該当するひとり親たちからは感謝の声が多数寄せられている。
#前澤ひとり親応援基金 現在までに【35万件】の応募をいただいてます。全国のひとり親4人に1人という計算です。抽選にはなりますが、今のところ35人に1人の確率で10万円をお届けできます。力不足で全員にお配りできず申し訳ない😭
応募締切まであと3日です!https://t.co/E56XcrilZQ
— 前澤友作 (@yousuck2020) May 13, 2020
しかし、冒頭にあったよう一部心ない人からの意見も寄せられているようで、13日の続くツイートでは「いろいろあって苦渋の決断をし行動した人たちがシングル」と、説明。「あと、死別でひとり親の方もいるので言葉には気をつけよう」と呼びかけた。
シングルになったのは自業自得だから助ける必要ない、って意見。
いやいや、いろいろあって苦渋の決断をし行動した人たちがシングル。お金や機会さえあれば子育てしながらだって何かしてくれそう。だから応援したい。なんかあった人は強い。あと、死別でひとり親の方もいるので言葉には気をつけよう。
— 前澤友作 (@yousuck2020) May 13, 2020
なお、「前澤友作ひとり親基金」の申し込みには当初、SNSのフォロー&RTが求められていたが、後に変更となり現在は「フォロー&RT必要無し」となっている。当初のルールでは、周囲を気にして「応募ができなかった」という人もいるだろう。こうした人は再度、応募ルールを確認してほしい。 「前澤友作ひとり親基金」のURLは「https://www.yusakumaezawa.com/singleparentfund/」
ついでにもう一つ書く😤#前澤ひとり親応援基金 のタグに乗っかって「現金プレゼントします」みたいな便乗詐欺商法が横行してますが、そのほとんどは偽物だから、安易に個人情報送らないように、皆さん気をつけてください!Twitterオフィシャルマークがないものは疑ってください🙅♂️
— 前澤友作 (@yousuck2020) May 11, 2020
<参考・引用>
前澤友作氏Twitterアカウント(@yousuck2020)
(宮崎美和子)