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北海道の北乃カムイ、失踪1周年に各所からコメント

北乃カムイ 北海道を中心に活躍する、ヴァーチャルアイドル『北乃カムイ』が昨年10月1日に行った引退発表・失踪から1周年を迎えた。

  • 【関連:第2の初音ミクを目指した「北乃カムイ」、目標達成ならずで終了告知&運営会社廃業】

    北乃カムイWebサイト

    ■無名キャラが半年でフォロワー3万人獲得という無謀な挑戦

     『北乃カムイ』は2013年4月1日活動開始。当時、活動開始から約半年となる9月30日時点で、Twitter(@kamuikitano)及びFacebook(kitanokamui)のフォロワー3万人獲得を目標に掲げ、もし達成しない場合には引退を宣言していた。
    そして訪れた9月30日、両方のフォロワーを足しても1万7千人と目標に全く手が届いていなかったことから、9月30日23時59分にTwitterに投稿した「うわあああああああああああああああああ」という断末魔の叫びを最後に彼女は表舞台から姿を消した。

    北乃カムイ断末魔の叫び

     翌10月1日には、当時北乃カムイを運営していた北海道音簿路貧乏プロダクション株式会社より正式に引退が発表され、さらに同社の廃業も発表された。
    皮肉なことに、引退前の活動の中では、この引退発表が最も世間から注目を集め、当時複数のネットニュースでも報じられた。

    ■失踪から一転、復活劇の舞台裏

     引退直後、編集部では北乃カムイ元マネージャーへのインタビューを行っている。
    その中で、北乃カムイが失踪中であることが判明。当時、彼女の復活の声も多かったことから元マネージャーにその声をぶつけてみたものの、反応は鈍いままだった。

     ところが11月14日未明、行方不明だった北乃カムイが北海道札幌大通り公園で発見され事態は一転。翌15日に、正式に再始動が発表された。

     ちなみに当時のネットの反応は「こんな茶番……」「(゚Д゚≡゚Д゚)?」という呆れた声が多く、茶番として受け止められてた。
    また、引退⇒失踪⇒復活と世間を騒がせたため、リアル芸能人の定番「お騒がせタレント」として認識するものも多く、更にはヴァーチャルながら「脱ぐか?」「エロゲに出演か?」など、非常に生々しい意見も上がっていた。

    ■怒濤の快進撃

     復活宣言してからの北乃カムイは目覚ましい活躍をみせた。
    まず、北乃カムイのキャラクターデザインを担当するKEI氏から新たなビジュアルが描き下ろされ、北海道の会社から清涼飲料水『北乃カムイ ガラナ』(内容量:500ml入りペットボトル)など関連グッズが発売されたり、イベント出演も積極的に行っている。
    さらに、2014年4月からはHBCラジオでラジオ番組までスタートさせている。

    ■不屈の精神の裏にあるものは

     一度どん底を味わった北乃カムイ。当初目標にしていた3万人フォロワーは未だかなえられていないが、それについて最近ではもうふっきれているようで「みんなのおかげで一年また活動出来たにゃ。ありがとうきびm(__)m 」とコメントし、これからもマイペースで活動を続けるという。

     当初目標にしていた3万人フォロワー、当時それは重荷となり、彼女自身を追い詰めて行った。だが復活後は何か憑きものがとれたように、ネット上での活動も以前より楽しげに見える。
    ファンらもそれを敏感に感じており、ネット上には「復活前後でキャラ違う」「復活してからの方が面白い」という声が上がっていた。

    ■失踪1周年に各所からコメント

     今回の失踪1周年にあたり、彼女の元へはTwitterを通じ色んな人からコメントが届けられている。
    有名どころでは警視庁犯罪抑止対策本部が開設する公式Twitter(@MPD_yokushi)も北乃カムイの失踪1周年に触れ、「ツイッター上で一度消えた者同士として、勝手に親近感を感じている」とコメントしている。

    警視庁犯罪抑止対策本部が開設する公式Twitter

     編集部でも失踪から1年、度々彼女を取り上げ注目してきた。そうして見守り続けたこの1年、彼女は確実に成長したし、バストサイズ以外は大人になったと思う。一部では「炎上商法」など揶揄されることもあるが、それすら全て受け止め前を走り続けた姿には、例え「ヴァーチャルアイドル」であっても見ていて清々しさを覚えることすらあった。
    どん底から這い上がる北乃カムイの快進撃。ただ、その夢はまだ道半ばのよう。どこまでその成長を見せるかは定かではないが、今後も活動に注目したいと思う。

    (文:宮崎美和子)

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