玉の輿の由来をご存知ですか? 玉とは美しいものや輝くもの、すなわち宝石を意味し、輿は人を運ぶ乗り物のことを指します。つまり美しく輝かしい乗り物に乗ること=お金持ちと結婚することを指す、というものと徳川綱吉の母である桂昌院の名前「お玉」から来ているというものなど諸説あります。
1月20日は玉の輿の日だそうなので、今回は玉の輿に乗った羨ましい女性たちを紹介していきたいと思います。
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■日本のシンデレラ・お雪こと加藤ユキさん
そもそもどうして1月20日が玉の輿の日なのかと言いますと、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥で富豪のジョージ・デニソン・モルガンさんが芸妓だった加藤ユキさんと結婚した日なんだからだそうです。
身請け金は約4万円、現在の貨幣価値に換算するとだいたい2000万円くらい。
恋人と別れて傷心旅行に来日していたジョージがお雪さんに惚れ込んでしまったようです。ちなみにお雪さんは歌舞が得意で、特に胡弓が得意だったと言われています。
■徳川綱吉の母・桂昌院
玉の輿の由来のひとつとの説がある桂昌院も元祖玉の輿としては真っ先にあげられる存在です。
かの3代目将軍である徳川家光が寵愛した側室・お万の方に仕え、大奥のボスであった春日の局の部屋子として家光に見初められて綱吉を産みました。
そして、綱吉の裏で政治を操り続けた人物でもあります。
身分の低い出身だったため、歴史的にも最強の玉の輿だと言われています。
■現代の玉の輿と言えば元女子アナ・大江麻理子さん
大金持ちと結婚する女優や女子アナは結構いらっしゃいますが、中でも2014年9月にマネックスグループ代表取締役社長CEOと年の差婚をした大江麻理子さんが現代の玉の輿の名に相応しいのではないでしょうか。
とは言っても報道局アナウンサーとしてルックス・実力・人気全てに置いて秀でていた存在だったため、乗るべくして乗れた……と言う声も多く聞かれます。
ちなみにお相手の総資産は100億円を超えているとされています。
■玉の輿に乗るためには?
相手の資産や年収がどの程度から玉の輿だと言えるのか定かではありませんが、玉の輿に乗るにはどうすればいいのでしょうか?
ただ美しさを磨くだけでは社会的なステータスを持っている男性に選ばれることがないのは玉の輿に乗った女性たちを見ていたら一目瞭然ですよね。
そんな男性が公の場に連れて出席する際に相応の振る舞いができることが最低限必要。さらに、仕事で疲れた彼をどのくらい彼の立場になって癒してあげられるか、ということを真っ先に考えることができるか。いつも笑顔やユーモアたっぷりに楽しく過ごすことができるか。このあたりになると性格の良さや頭の良さも必要だと感じさせられますよね。
このように、内面も非常に大事だという意見がインターネット上では多く見られました。
玉の輿に限ったことではありませんが、そんなごくごく当たり前のことが当たり前にできて、かつご縁のあった方がたまたまお金持ちだった、という女性が玉の輿に乗っているのかもしれませんね。
(文:大路実歩子)