パナソニックのある動画が公開1週間で180万再生を突破しています。
大寒にあたる21日に公開された「プレミアム」シリーズのエアコンを題材とした、“心も体も暖まる”ウェブ動画『LOVE THERMO #愛してるで暖めよう』 。
6組の夫婦や親子を取り上げて、日頃の感謝などを伝える手紙を相手に読んだときに体温がどのくらい上がるか測定。
家事や育児を手伝えず、それどころか細かいことを色々言い過ぎてごめん――
友達となじめなかったのはママのせいじゃない――
70歳を過ぎたらあなたが行きたかった場所……私が行きたかった場所、全部行きましょう――
日常ではつい忘れがちになる謝罪や感謝の言葉を伝える夫、本当に伝えことを伝えられてないと語り始める娘、普段仕事で忙しい夫に、2人が行きたかったところに全て行こうと誘いかける妻。
普段伝えられない思いをただ言葉にして、最後に一言「愛してる」と伝えただけ。たったそれだけの事だけど、伝える側受け止める側双方が胸うたれ、涙やこぼれる笑顔を見せています。
こうして伝え合った思い。体にはどう影響するのか?結果は高い人で1.2度、平均で0.8度の体温上昇だったそうです。
パナソニックによると、普段大切な人に愛や感謝の気持ちを伝えていない日本人は84.7%もいるそうです。一方で「もっと愛情を言葉で伝えたい」と思っている人が半数以上にも上るそうです。
この試みは「愛を伝える言葉には、本来どんな力を秘めているのか」という着想から始まった検証。
体温の専門家で日本サーモロジー学会理事である広島国際大学教授・高尾文子先生も「愛の言葉で副交感神経が活性化し、体温が上昇することを明らかにした、意義ある実験」とこの動画に対する絶賛のコメントを寄せています。
人はストレスを感じると体温が下がる生き物ですが、愛の言葉によってこんなにも体温が上がるなんて素敵ですよね。
照れや恥ずかしいという気持ちから、つい「言葉にしなくても大丈夫」と思いがちですが実際言葉にしてこんな素敵な副効果があるのなら、寒い冬にこそ愛の言葉で大切な人を暖めてみてはいかがでしょうか?