昼はセミの元気な鳴き声が溢れてはいても、夜はそろそろ秋の虫の音が聞こえてきていますよね。そんな中、東京・原宿では今年も表参道、明治神宮、代々木公園にステージを構えた「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2016」が8月27日、28日に行われます!
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実は筆者、よさこいの熱烈な大ファンなんです!!暑さにとことん弱いくせにどうしても参加したくてしょうがなくなってしまい、ついカッとなって高知県のよさこい祭りに参加したことがあるほどに。 暑くて熱気にやられそうになりながらも、ひたすら2日間踊りまくってメダルや花メダルまでもいただき、高知県の皆さんのパワーに負けじと思いながらも圧倒されたのは良い思い出です……。(遠い目)
このところは体力的問題もあり、ほとんど観客側にまわって好きなチームの追っかけ程度のことしかしていませんが、中には参加する内「よさこい」の魅力にますます取り憑かれ、本場高知県に「よさこい移住」する人もいるんですよ。
そんな筆者大好きなよさこい!もっともっともーーっと多くの人に、その素晴らしさを知って貰いたい!さらに素晴らしいチームを知って貰いたい!
という暑苦しい情熱のもと、勝手ながら多くの人が見にいくであろう「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2016」に先駆け、8月9日から12日に行われたよさこいの発祥地でもある高知県のよさこい祭りにて、気温35度の中、一眼レフを片手にオススメしたいチームをチェックしてきましたよ!
ちなみに今回行われる「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2016」には90チームほどが参加するそうです。お目当てのチームを応援しつつ、ぜひこうした素晴らしチームも探して見ていただけたらより一層その楽しさ!素晴らしさ!をおわかりいただけると思います。
というわけで、「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2016」にも参加する、チェック必須の5チームをレッツご紹介!よっしゃこーい!!
■ぞっこん町田’98
東京都町田市を拠点に結成されたチームです。今年で結成18年目になるそうで、パワフルな踊りと途中であっと驚く変身を遂げる衣装にも注目です。高知県のよさこい祭りでは審査員特別賞を受賞! これは200チーム以上参加した中の上位10チームに入賞するという快挙なんですよ。
■なるたか
夜空をイメージした美しいブルーの流しに蝶ネクタイという斬新な衣装の「なるたか」は「伝統と流行の融合」をコンセプトとした結成3年目の若者を中心としたチームです。手、脚、首の向きなどあまりに揃っており美しい隊列が魅力的なチームで各地のよさこいでは入賞常連なんだとか。爽やかな踊りに注目です!
■とらっくよさこい(ちふれ)
よさこいはどのチームからも元気をもらうことができますが、中でも「よいさっ! ほいさっ!」の掛け声でお馴染みの「とらっくよさこい」はよさこい大賞を受賞したこともある強豪チーム。踊り子さんたちの笑顔と心地良いリズムでついつい自分も踊りたくなっちゃいます。実は県外から「よさこいに浸って生活したい!」という、いわゆる「よさこい移住」してきている人も多いチームだそうですよ。
■いなん
貫禄と重厚な踊りといえば高知県土佐清水市のチーム「いなん」です。歴史的な踊りや衣装も取り入れつつ、ドラマティックな音楽とパフォーマンスは感動的。あっけに取られる観客続出のチームと言えば必ず名前が上がる名チームです。
■濱長 花神楽
高知県で芸妓遊びができる老舗料亭「濱長」が主催しているチームです。踊り子さんたちは芸妓さん風メイクと衣装で女子に憧れナンバーワンチームです。よさこい祭りの間は猛暑日が続いた高知県でしたが、それでも土佐の伝統文化と心づくしをテーマにおもてなしの上質な遊び心である「花あそび」をコンセプトにしたパフォーマンスで観客を魅了。見事金賞を受賞して、スーパーよさこいにも臨みます!
■よさこいで元気になっちゃおう
よさこい祭りは参加する人はもちろん、見ている人もそのエネルギーに取り込まれ元気になってしまうというお祭りです。日本の伝統的なお祭りの多くには神様を祀るという共通の理念がありますが、よさこい祭りはお酒とお祭りが大好きな高知県民が生み出した神様不在のお祭りゆえに、主役はわたしたち人間なんです。
うだるような暑さや不調な悩み全てを、よさこいでふっとばして元気になっちゃってくださいね!
▼参考
原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2016(PDF)
(文:大路実歩子)