夜間の道路工事や線路の保線作業では反射材が必ず入ったユニフォームを着用することが安全上義務付けられています。それ以外にも、反射材を身に着けておくと夜の犬の散歩やウォーキングなどの時にも自分たちの所在を光の反射で教えることが出来るので夜に出かける時は必ず身に着けておきたいアイテムです。
そんな身を守ってくれる反射材入りのベスト(反射ベスト・反射チョッキという)は、ホームセンターや作業着などを扱う専門店で販売され、気軽に誰でも買う事ができます。比較的、一般的なものなのに……どうやら意外な効果があったようです。
バイク乗りである、さささっさん(@The1736)。夜間運転時の安全性を高めるために反射ベストを作業着専門店で購入して、早速着用したそうです。するとこんなメリットデメリットに気づいたのだとか。
まずメリットは
・周りから見つけてもらえて安全
・なぜか後ろの車が車間距離を大きく開けてくれる
デメリットが
・なぜか前の車が法定速度以下でノロノロ走る事がある
さて、何故なのでしょうか。
さささっさんのバイク、両サイドにサイドパニアという荷物入れが付いています。しかも、バイク走行時に着用されているヘルメットには白のバイザー付き。
そしてこの反射ベストを着てバイクに乗ると……白バイさん?!
この反射ベスト、白バイに限らず警察官が着用する反射ベストにラインの入り方が似ています。そもそも反射ベストの基本的なラインの入り方なので、似たものは沢山販売されています。でも、日中ならばいくら似たものでもその違いには服装含め他の要素ですぐ違いに気づくレベル。ところが夜のバックミラー越しだと反射材だけが目立つので前のドライバーが誤解することは大いにあり得る話ですね。
さすがに法定速度以下にしてまでノロノロ走る必要はないのではないかなー、とは思うものの、後ろを気にしつつ微妙な速度を保ってしまう気持ちはよぉく分かります。でも、夜間の反射材着用は事故防止にとても有効なので、特に歩行者の人には積極的に活用してもらいたいな、と思うのです。車から見ると、暗い服装の人って本当に気づくのが遅れるんです……。
ワークマンで反射ベストを購入、バイクで利用してみた感想
[メリット]
・周りから見つけてもらえて安全
・なぜか後ろの車が車間距離を大きく開けてくれる[デメリット]
・なぜか前の車が法定速度以下でノロノロ走る事がある pic.twitter.com/qFeOZcMcAE— さささっ (@The1736) 2017年9月10日
<記事化協力>
さささっさん (@The1736)
(梓川みいな)