気の置けない友人たちと温泉旅行などで泊りがけの旅行に出かけると、結構な確率で怖い話が話題に上ったりする事があります。
筆者は霊感はないものの、オカルトな話は大好きなので誰かが旅行先の土地や旅館にまつわる怖い話などし始めたものならドキドキしつつ話に乗っかっていたものです。
そんな怖い話をすると、幽霊が寄ってくるとよく言われていますが、とある腐女子なツイッターユーザーさんの体験に思わず笑ってしまった人が続出という事でしたのでご紹介します。
中原るんさん(@nkhrrun)が友人たちと3人で温泉旅行に行った時の経験談を漫画にして投稿しています。
数年前の話。おばけも腐女子怖がってるわ pic.twitter.com/IdeC9q6zu4
— 中原るん (@nkhrrun) 2017年9月6日
その内容は……せっかくなので怖い話で盛り上がろう、という友人の提案に怖いよぉ~と言いつつも盛り上がる3人。1時間後……「超怖くなってきた」「凄い寒気がする……」と言い出す友人たち。
そこで思いついたのが、「エッチい話を朗読して幽霊を撃退させる」作戦。巷の噂では幽霊はエロが苦手と言われていますもんね。そしてそれぞれが選んだのがいわゆる「BL系」と言われている「ボーイズラブ」、つまり男性同士の恋愛を書いたジャンル。その中でも更にジャンルは細分化されているようですが、ソレはさて置き。
元演劇部という中原さんに朗読の白羽の矢が立ちました。3人がそれぞれの趣味で選んだ18禁な小説を朗読し始めた中原さん。内容が内容だけに棒読みになっていたら友人たちに「もっと真面目に読んで」「感情こめて」と言われてしまう始末。
そして中原さん、続きを朗読できなくなってしまいました。何故ならば……効果音が物凄かったのです……。その後1時間ほど続きを読んでから寝たそうですが特に霊障もなかったとのこと。
エロには生命を生み出す力が秘められていると考えられているので、負の存在である幽霊にとっては苦手とかという話を聞いた事がありますが、さすがにこんな効果音を朗読している風景は幽霊でもドン引きしてしまうかも知れませんよね。
怖い時や幽霊がいるような気配がした時の対処方法として、他にも除霊したい方向へファブリーズを噴射するとかフラッシュを焚きまくるとか拍手を打つなどが知られているようですが、一番効果があるなぁと筆者が感じたのが「幽霊に向かって怒る」という方法。
これは看護師である筆者が病棟勤務時代、一緒に働いていた主任が霊感が強い人で回診の最中でも夜勤の時でも幽霊にからかわれていた事があったそうです。そんな時は「幽霊に向かって遊んでる暇ないんじゃ!!」と一喝し退散させていたそうです。幽霊よりも気の強い人間のほうが確実に強い、と確信した話でした。
皆さんも、ゾクッと怖くなったらHなご本を音読するか、「何怖がらせとんのじゃボケェ!!」と一喝してみてください。効果有りかもしれませんよ。
<記事化協力>
中原るんさん(@nkhrrun)
(梓川みいな)