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Googleアシスタントに「1から1千万まで数えて」と言ってみた結果

 最近の家電は言葉で案内したり、人が喋るとその言葉に反応して適切な答えを出せるようになってきたりと技術の革新っぷりはまさに日進月歩を超えて秒進日歩、といったスピードを感じさせます。

 日本では最近発売された『Google Home』も、音声コマンドに反応するAIアシスタントの『Googleアシスタント』を通じて家電を操作したりネットワーク通信に接続できたりするという、まるで魔法のようなデバイス。その『Google Home』に数字を数えてもらった結果が衝撃的とツイッターで話題です。

  •  ろ。まのふ‏さん(@kamiya344)がツイートした、とある実験。「Google Homeに数え上げ機能があるが、「1から1千万まで数えて」と依頼したら衝撃の終わり方だったので、持ってる人は是非試してみてほしい。」という文章と一緒にアップされていた、Google Homeの動画。1千万を最初から最後まで数え切ってくれるんではないかと期待していたのですが……

     まさかの、33から先をすっ飛ばして最後の数字という暴挙!先にも紹介したとおり、Google Homeはスマートフォンにも搭載している『Googleアシスタント』が中で動いています。そこで手持ちのスマホを使い『Googleアシスタント』で試す人が続出していました。もちろん筆者も、手持ちのAndroidで再現できるか試してみました。するとやっぱり……、33の次をすっ飛ばして最後の数字を表示、そしてそれを読み上げているという状態。

     数字が34までは問題なく読み上げてくれるのですが、例えば35までなら34をすっ飛ばしてしまいます。「33…35」と……。一つすっ飛ばすくらいなら35まで数えてくれたっていいじゃん!って機械に言ってもそこはやはり機械なのでしょう。一つのアクションにつき処理できる時間か何らかの上限あるのではないかという推測もありますが、ざっと調べてみてもなかなかその情報に辿り着くことができないのであくまでも推測という事で。

     ちなみに、100から1まで数えて、ってお願いしてみると100から70までは数えてくれますが、その後はいきなり1になってしまいます。逆から数えてもらう時の桁数を増やすとそれだけ読み上げる数も減りました。

     いろんな言葉に反応して検索結果を表示してくれたり計算してくれたり色々出来てしまうGoogleアシスタントですが、何でもできそうなのに実は変なことができない……思わぬ反応にクスッときてしまいますね。

    <記事化協力>
    ろ。まのふ‏さん(@kamiya344)

    (梓川みいな)

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    一般内科、呼吸器科、整形外科、老年科、発達障害などを得意とする。医療・介護福祉等に高反応。雑多なネタも紹介していきます。
    娘二人(ともに発達障害あり)とネコ二匹の母。シングル。

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