東日本大震災からもうすぐ7年。まだまだ被災地は復興の途上であり、いつ終わるかわからない日々が続いています。そんな中、Yahoo! JAPANは毎年3月に東日本大震災復興企画を行なっているのですが、2018年は三陸海岸を走るローカル鉄道、三陸鉄道とコラボしたイベントを3月9日〜11日、六本木ヒルズで開催します。
東日本大震災で発生した斜面の崩落や津波による被害で、駅舎や橋梁、路盤が流出して全線が不通になった三陸鉄道。しかし地震発生からわずか5日後の3月16日、北リアス線の陸中野田〜久慈で運転を再開しました。わずか2駅分の区間ではありましたが、走りだした列車を見た被災者は、復興へと勇気付けられたといいます。三陸鉄道は復旧区間を走る列車を「震災復興列車」として2011年3月末まで料金無料で運行。震災復興のシンボルとなりました。
今回Yahoo! JAPANは毎年3月に実施している東日本大震災復興企画として、この三陸鉄道とコラボ。六本木ヒルズ大屋根プラザで「Yahoo!応援改札 #ピッは応援になる」というイベントを開催します。
会場にはYahoo! JAPANの東日本大震災復興企画のキーメッセージのひとつ「寄付は応援になる。」をリアルに体感できる、自動改札機型の「Yahoo!応援改札」を設置。SuicaやPASMOなどの交通系ICカードをタッチすると100円の寄付ができます。募金箱や街頭での募金は、現金を入れるのがちょっと恥ずかしい、とある種のハードルを感じている方も、比較的抵抗なく募金に参加できる仕組みです。寄付した方には、三陸鉄道公認の特別乗車券をお渡しするとのこと。
また、改札を通過した先には、精巧に作られた三陸鉄道の車両模型を展示。さらに復興中の“いま”の東北・三陸の景色を三陸鉄道の車窓から撮影した映像を特大モニターで映し出します。知っていますか? 三陸鉄道を走る新しい車両(36-700形)は、震災被害で廃車になってしまった車両の代替として、クウェートからの資金援助で新造されているんですよ。車両の窓下には、アラビア語・日本語・英語でクウェートの支援に感謝するメッセージが記されています。
今回の「Yahoo!応援改札」について、Yahoo! JAPANからは次のようなステートメントが届いています。
震災から7年。
東北の復興は一歩ずつ進んでいます。Yahoo!応援改札では、
ICカードをタッチすると、
ピッという間に被災地域を応援!地震発生からわずか5日間で運行を再開した
東北の希望のシンボル「三陸鉄道」が
みんなの想いを乗せて走ります。
イベントは東京の六本木ヒルズの大屋根プラザで、3月9日〜3月11日に開催されます。初日である3月9日には三陸鉄道の駅員さんが来場する予定です。
■「Yahoo!応援改札 #ピッは応援になる」
開催期間:2018年3月9日(金)〜3月11日(日)
開催時間:9日のみ10:30〜19:00/10日・11日は11:00〜19:00
開催場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ(東京都港区六本木6-10-1)
画像提供:Yahoo! JAPAN
(咲村珠樹)